ギルティギアのeスポーツで活躍している海外選手

今回はギルティギアのeスポーツで活躍している海外選手を紹介します。

ギルティギアは日本のゲームですが、海外でも大変人気のゲームです。

 

そんなギルティギアのeスポーツで、活躍している海外選手もたくさんいます。

大会の実績なども含めて紹介していきたいと思います。

 

ギルティギアのeスポーツで活躍している海外選手

・Justin Wong(ジャスティン・ウォン)選手

The Gaming Stadiumに所属するアメリカ出身のプロゲーマーです。

米国格ゲー界のコミュニティ黎明期から今に至るまで、活躍している生きる伝説と言われている選手です。

MARVEL VS.CAPCOMというゲームで、大会の個人戦で4年間無敗で優勝という、驚異的な記録を保持しています。

 

圧倒的すぎて負けたらニュースになるほどだったそうです。

多種のゲームをプレイをして結果を残しており、2016年はアメリカ最大の大会Evolution Championship Seriesで、もっとも優勝したことと、Marvel vs Capcom2の大会で、1番勝った回数が多いことで受賞しています。

2022年でも競技シーンに出ている種類が多く、ギルティギアもその中の1つに入っています。

 

ギルティギアの大会に参加した回数は多くはありませんが、ストリートファイター、キングオブファイターズなど他にも、多くの作品の大会で上位入賞や優勝を飾っています。

未だ衰えず結果を残しているので、今後も生ける伝説としてたくさんの結果を残して欲しいと思います。

・WhiteBlack(ホワイトブラック)

マヴカプシリーズで活躍しているフランスの選手です。

学校に通いながらゲーマーチームに所属している、文武両道の選手になっています。

最初はどんなジャンルのゲームもやる雑食系でしたが、ソウルキャリバーやSFシリーズの魅力に気づき、格闘ゲームの世界に入っていきました。

 

世界中のストリームを隈なくチェックしており、初見殺しなどを受けないように徹底しています。

WGC2012年ではストリートファイター部門ではありますが、日本最強の一角のときど選手を破ったり、他の強豪選手を破り優勝を飾っています。

 

次の年のWGC213でも準優勝しており、ギルティギアだけでなく他のゲームの実力もかなりあります。

2022年ではドラゴンボールファイターズと、ギルティギアの大会で上位入賞などの成績を納めています。

 

特にギルティギアでは世界大会のEMEA地域finalで、7位という好成績を残しています。

今後の活躍に期待できる選手に間違いありません。

・Lost Soul(ロストソウル)選手

アメリカ東海岸出身のプレイヤーで、ギルティギアシリーズでは強豪のエルフェルト使いとして有名です。

アメリカでは以前から強豪として知られていましたが、日本では2016年に開催されたFinalRound19 GGXrd部門前夜祭で、国内大会で好成績を安定して残していたどぐら選手を倒して優勝したことで、注目を浴びることになりました。

 

本戦では4位と優勝には届きませんでしたが、EVO2015で活躍したZidane選手に続き、アメリカ勢のレベルの高さを示しました。

エルフェルトの能力を余すことなく発揮して、多彩で綺麗なコンボは多くの観客を魅了しています。

 

どぐら選手は「今までに見たことがないくらいうまいエルフェルト使い」だと絶賛しています。
EVO2018では数々の日本の強豪プレイヤーを倒して、4位という快挙を達成しています。

ゲーム以外ではアニメも好きで、生粋のオタクだと自他ともに認めています。

 

2022年でも数々の大会で上位入賞をしています。
優勝は惜しく逃している大会もありますが、優勝も狙えるポテンシャルを秘めているので、今後の活躍に期待できます。

・Daru選手

韓国の強豪プレイヤーの1人で、ギルティギアシリーズではイノ使いとして広く知られています。

2019年からは日本で活動をしています。

 

攻めと立ち回りが上手い選手で、2016年のフジテレビONEのいいすぽ!では小川選手、ナゲ選手といった強豪を倒して準優勝しています。

同年開催のGODSGARDEN #11では、招待選手投票で2位になるほどの人気があるプレイヤーです。

 

2021年はGGSTで「EVO 2021 ONLINE Asia」準優勝、「GUILTY GEAR DUEL ONLINE #1」優勝など安定した実績を残しています。

2022年もイノを使っており、出場する大会で上位入賞をするなど安定した成績を納めています。

・Xyzzy(ザイジィ)選手

韓国のプレイヤーで元キングオブファイターズのプレイヤーです。

ストリートファイターVのプレイヤーでもあり、バーディー使いです。

 

格闘ゲーム以外はジャンプキングやメタルスラッグなどの、高難易度の2Dアクションゲームを好んでプレイしています。

新型コロナウイルスの影響でオンライン開催になったEVO2021onlineでは、GGST(ギルティギアストライヴ)部門アジアリージョンで見事優勝しています。

 

決勝は韓国の強豪選手のDaru選手でXyzzy選手は鉄壁の守りを発揮して、逆転勝利を掴みました。

EVO2021はオンライン優勝者をオフラインで招待する変則形式でしたが、アジアの括りで日本人以外が優勝したのは初めての快挙となりました。

 

しかも、Xyzzy選手が使用した、アクセルというキャラクターでの優勝は珍しいものでした。

ここまでの韓国勢の活躍の要因はネット環境の快適さで、海外勢が広範囲で対戦がしやすくなったことです。

 

日本ではゲームセンターで開かれる大会が減りましたが、韓国では韓国FGCが主催する大会が盛んに開催されていました。

こういった練習環境の違いから今回の結果に繋がったと思われます。

ですが、今回Xyzzy選手が優勝するまでは、アジア地域では日本が常に優勝していたことからも、日本勢の強さのレベルの高さが伺えます。

・Cuongster

フランスのプレイヤーでヨーロッパ格闘ゲーム界でも、古くから活動しているマルチプレイヤーです。

格闘ゲーム以外にもポーカーなどの戦略ゲームもプレイしています。

試合前の瞑想が長いことがあることから、日本の動画勢には「お祈り本田」の異名が付けられています。

 

ムック翻訳やプレイヤーのサポートなどもやっており、ヨーロッパの格闘ゲームシーンにかなり貢献しています。

最も愛しているゲームはギルティギアシリーズのXXで、World Game Cup 2013のGGXXAC+の決勝後に、「やっぱり自分はこのゲームを愛している」とコメントしています。

 

こういったゲームシーンに貢献できるプレイヤーが今後増えていくことで、eスポーツの界隈をさらに盛り上げて欲しいと思います。

 

まとめ

今回はギルティギアのeスポーツで活躍する海外選手を紹介しました。

特に韓国の選手がオンライン環境が充実していることからも、着実に力を付けてきている印象があります。

たくさんの海外選手の活躍があることからも、日本のレベルもさらに高くなっていくと思います。

 

日本の選手もライセンス持ちが年々増えてきており、競技シーンが盛り上がってきています。

海外の選手ともっと交流や対戦できる機会が増えることで、日本、海外選手共にレベルアップできるので、見る側もさらに楽しめるものになっていくと思います。

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