【APEX初心者講座】カジュアルマッチとランクマッチの違いを徹底解説
APEX初心者のなかで、カジュアルマッチとランクマッチの違いを説明できる方はどのくらいいるでしょうか?カジュアルマッチとランクマッチは、ゲーム内ではともに「バトルロイヤル」に分類されているものの、その特徴や傾向は大きく異なっています。
そこで今回は、APEX初心者向けに「カジュアルマッチとランクマッチの違い」について解説します。
「カジュアルとランクどちらをプレイしたらいいのかわからない」という初心者の方も大勢いると思いますので、ぜひ当記事をスキルアップの参考にしてください。
目次
APEXのカジュアルマッチとランクマッチの違いは?
APEXは「バトルロイヤル」と「アリーナ」の2種類からなるFPSゲームです。今回ご紹介するカジュアルマッチとランクマッチはともにバトルロイヤルに分類されています。
では、カジュアルマッチとランクマッチの違いはどこにあるのでしょうか?それぞれの仕様をみていきましょう。
カジュアルマッチ
カジュアルマッチには三人一組の「トリオ」と、二人一組の「デュオ」の2種類が整備されています。
それぞれ参加人数は60人となっており、トリオなら3人×20組、デュオなら2人×30組のチームが編成されます。
さきほどカジュアルマッチはトリオとデュオの2種類と説明しましたが、実はプレイヤー一人で遊ぶこともできます。
遊びたいカジュアルマッチの種類を選択しロビーに戻ると、通常であれば画面左下にある「仲間を補充」にチェックがついている状態です。
このようにチェックがついていれば、ゲーム開始時に仲間を補充した状態(トリオなら二人、デュオなら一人補充)でスタートします。
しかし、上の図のようにチェックをはずし「準備完了(マッチング開始)」を押すと、プレイヤー単独(ソロ)の部隊として出撃できます。
【注意点】
スキルが未熟な初心者のうちに、ソロトリオ・デュオをプレイするのはおすすめできません。まずは通常のトリオやデュオでAPEXの基本的なルールを学ぶところからスタートするのがおすすめです。
ランクマッチ
ランクマッチは、指定されたランクポイント(RP)を獲得することで、ルーキーからAPEXプレデターまでの階級を取得できるマッチ制度です。ランクマッチへの挑戦には参加RPを支払わなければならず、参加RPは高ランク帯になるほど増加します。
ランクマッチはゲーム開始時から解放されているのではなく、カジュアルマッチやアリーナを通じて、プレイヤーレベルを10にすることが解放条件です。
また、カジュアルマッチのように、トリオ・デュオといった部隊人数の選択はできず、すべてのチームが三人一組で試合を行います。もちろん、プレイヤー単独(ソロ)プレイもできません。
ランクマッチにはスプリット制が採用されており、シーズン前半でAPEXプレデターに到達したプレイヤーでも、シーズン後半のスプリット開始時点でランク順位がリセットされます。そのため、高ランク帯を目指すのであれば、再度ランクマッチで好成績を残さなければなりません。
シーズン終了後、ランクマッチの成績に応じたバッジやダイブ気道が獲得できるため、これらが実力を示す指標としてゲーム内で評価されています。
プレイヤーの減りが早い!カジュアルマッチの特徴と傾向
カジュアルマッチの特徴や傾向として以下の4つがあげられます。
• 初動ファイトがあたりまえ
• ランクマッチよりSR(スナイパーライフル)の使用者が少ない
• 即抜けするプレイヤーが多い
• 単独行動を取るプレイヤーがランクマッチより多い
それぞれ内容を解説します。
• 初動ファイトがあたりまえ
カジュアルマッチでは、わざと敵と同じ場所に降下することで、初動ファイトを仕掛けようとするプレイヤーが多くいます。
その理由として、APEXではプレイ成績に応じたバッジを獲得できるシステムが存在しているからです。例えば、1試合の間に4000ダメージ以上獲得するともらえる「〇〇の怒り(通称:ダブハン)」や、1試合中で20人以上をキルすると獲得できる「〇〇の爪痕」などがあります。
※〇〇の部分には獲得したレジェンド名が入ります。
ダメージやキル数の関係から、初動ファイトなしでダブハンや爪痕を獲得するのはとても困難です。そのため、これら難易度の高いバッジを狙っているプレイヤーの多くが初動ファイトできる激戦区に降りる傾向にあります。
そのこともあり、カジュアルマッチは人数がすぐに減っていきます。試合によっては第2リングの収縮がはじまる前にもかかわらず、すでに4部隊程度になっていることもざらです。
• ランクマッチよりSR(スナイパーライフル)の使用者が少ない
カジュアルマッチには近距離戦闘がうまくなりたいプレイヤーも多く参戦しているため、意識的にSRを持たないケースも多々みられます。そのことから、ランクマッチと比較すると全体的にSRの保有率は少なくなります。
しかし「対面力に自信はないがダブハンがほしい」というプレイヤーにかんしては、遠距離からチクチクダメージをあたえられるSRを持つ傾向が顕著なのも事実です。
そのなかでも、即着弾で敵にダメージをあたえられるチャージライフルは、初心者にも扱いやすい武器として重宝される一方、発砲時のエフェクトが目立つことから敵の反撃をもらいやすいという欠点があります。
• 即抜けするプレイヤーが多い
カジュアルマッチでは、ダウンすると即試合から退出するプレイヤーがいます。
ダブハンや爪痕などの獲得難易度が高いバッジを入手するためにカジュアルマッチを回しているプレイヤーからすると、「ダウン=バッジ獲得率低下」という判断となってしまいます。そのことから、仲間の蘇生を待たず即抜けするのです。
また、ランクマッチでは自身のバナーが回収されるまでの待機時間内に試合から退出すると、「戦闘放棄ペナルティ」として数分間あらたなマッチへの参加ができなくなりますが、カジュアルマッチではそのような仕様がないため、ダウンからの即抜けも多くなっています。
とはいえ、ダウンしたからといって即抜けするようだとほかの仲間に迷惑なので、状況をしっかり把握したうえで試合を抜けるか判断するべきです。
• 単独行動を取るプレイヤーがランクマッチより多い
カジュアルマッチは先述したように即抜け時のペナルティがありません。また、バッジの獲得を目指すのであれば多少強引な戦闘も求められます。
そのこともあり、ランクマッチより単独行動を取ろうとするプレイヤーが多い印象です。
初心者のうちはついていくのが難しいかもしれませんので、もし仲間のひとりが単独行動を取るようであれば、「カバーできるときはする」「できないときは放置する」くらいの感覚で試合に臨みましょう。
終盤まで複数部隊がにらみ合う!ランクマッチの特徴と傾向
ランクマッチの特徴や傾向として以下の3つがあげられます。
• 初動ファイトが発生しづらい
• チャージライフルなどのSR使用者が増える
• 試合終盤まで人数が残りやすい
具体的に内容を解説します。
• 初動ファイトが発生しづらい
先述したように、ランクマッチには参加するためにRP(ランクポイント)が必要です。もし初動ファイトですぐ負けてしまうと、参加RPだけを失うことになります。
また、ランクマッチは順位に応じてポイントが多くもらえる仕様となっていることから、最終盤まで生存することが最も大切です。
そのことから、初動ファイトを避けるためにも、もしランクマッチでジャンプマスターを担当する場合は敵と降下位置がかぶらないよう意識しなければなりません。
初心者のうちは狙ったところにジャンプするのが難しいと思いますので、カジュアルマッチで積極的にジャンプマスターの練習をしましょう。
• チャージライフルなどのSR使用者が増える
ランクマッチでは最終盤まで生存することが大切です。しかし、試合中ずっと逃げ回っていても、相手を撃破することで獲得できる「キルポイント」を取得できません。そのため、遠距離からキルを狙う、またはダメージをあたえ敵をけん制する役割としてSRの採用率が高くなります。
シーズン14で追加された新レジェンド「ヴァンテ―ジ」がスナイパーに特化したキャラクターであることも影響し、SRを持つ部隊が多くなっている印象です。
とはいえ、部隊全員がSRを持ってしまうと急な接近戦に対応できません。多くてもSRを持つのは二人までとし、もうひとりは近距離や中距離で戦える武器を持つようにするとバランスの取れた部隊になります。
• 試合終盤まで人数が残りやすい
カジュアルマッチのように一瞬で部隊数が4部隊などになることはほとんどありません。ランクマッチの場合は、最終リングの収縮時点で5・6部隊が残っていることもざらです。
先述しているように、ランクマッチは順位によるポイントが最も重要なため、各部隊は生存を優先した行動を取りやすい傾向にあります。
ランクマッチにもかかわらずカジュアルマッチのようにファイト優先の行動を取ってしまうと仲間から非難される恐れもあるため、初心者のうちはほかの仲間に動きを合わせるのがおすすめです。
まとめ
今回はAPEXにおけるカジュアルマッチとランクマッチの違いを初心者の方向けに解説しました。
はじめたばかりだと「どちらを優先してプレイしていいかわからない」などの疑問もあると思います。その場合は、カジュアルマッチで基礎力をつけるのがおすすめです。
少しでも高いランクを獲得できるようカジュアルマッチでたくさん練習し、力試しのランクマッチへぜひ挑戦してみてください!