荒野行動のe-sportsにおける立ち位置

今回は荒野行動のe-sportsにおける立ち位置について書いていきます。

荒野行動はバトルロワイヤルゲームとして、一線を風したゲームです。

 

国内で爆発的な人気を誇り、荒野行動が出た後に似たような、バトルロワイヤルゲームがたくさん出ました。

それでも荒野行動の人気は落ちることなく、現在もe-sports分野でも数多くのプロチームが活動しています。

 

荒野行動とはどんなゲームなのか、どんなチームがいるのかなどを紹介していきます。

 

 

荒野行動とは

中国の企業NetEaseGamesが開発運営する、バトルロワイヤルゲームです。

約100人のプレイヤーが無人島に降り立って、最後の1人になるまで戦うゲームになっています。

 

基本プレイは無料で遊べますが、アイテム課金があります。

全世界での登録者は1億人を突破しています。

 

 

ゲームプレイの基本

約100人のプレイヤーがオンラインで集められて、ヘリコプターがマップを通過している間に降りる場所を決めて、降下してからがゲームスタートです。

パラシュートで降下してからは救援物資や建物内に落ちている、武器や弾薬、防具、回復薬などを収集してそれらを駆使して戦っていきます。

 

最後の1人になるまで戦います。

モードによっては2人1組や4人1組で戦うモードも存在しています。

 

他にはかくれんぼや人狼などのバトルロワイヤルモード以外の遊び方もある。

期間限定のモードもなどもあり、飽きが来にくい工夫がたくさんあります。

 

 

荒野行動の大会

2019年から毎年開催されている公式全国大会に、チャンピオンシップというものがあります。

第1回、第2回は「ちーむえーけー」が優勝しており、第3回大会はD G-Coregaが優勝しています。

 

他にはKWL、FFL、ASGなどのリーグ戦も毎週開催されており、色々な選手が活躍しています。

主催や開催は一般のプレイヤーでも気軽に参加することもできます。

 

個人でやっているものは毎日開催されているものもあります。

 

 

e-sportsで活躍しているチーム

 

Sengoku Gaming

福岡県に本拠地におくプロe-sportsチームです。

さまざまな部門のゲームチームを所持している大きいチームになります。

 

荒野行動部門は2021年8月設立しており、荒野行動部門においては新しい分野になります。

KWLやFFLといったリーグ戦にも参加しており、その中でもKELや公式大会での好成績が多いです。

 

累計獲得金額も2022年3月の時点では2位と好成績でした。

2021年に5月に開催された賞金総額1億円の、荒野行動最強チームを決める大会は見事優勝しており、選手のポテンシャルの高さがわかります。

 

FLora(フローラ)

2019年8月からアマチュアチームとして活動を開始しており、2020年7月からプロチームになりました。

2021年には300チームを超える大会の荒野王者決定戦に出場して、4位という素晴らしい成績を残しています。

 

この成績を残したことで荒野プロチームの資格を獲得し、晴れてプロチームとして活動できるようになりました。

チームメンバーはAin、西茶、はりぼー、さの、きすの5人のプロ選手と、臨時選手のなうを入れた6人構成になっています。

 

チームの雰囲気は和気あいあいとしていますが、本番になると普段は見せないような真剣な姿のギャップが人気でもあります。

2022年8月には3人の選手入れ替えがありまり、さらなるチーム強化をしています。

 

REJECT

REJECTの荒野行動部門は、元はCarlaというクランで、活動していたプロのe-sportsチームです。

国内でも屈指の強さを誇っており、高い火力と連携力で多くの大会で優勝してきました。

 

2021年12月に移籍という形でチーム移籍を発表して、正式に選手や臨時選手、マネージャーなどを含めた7人が、荒野行動部門に配属されました。

メンバー変更などもありましたが、2022年に開催された2022荒野チャンピオンシップで、総合4位という素晴らしい結果を残しました。

 

 

荒野行動の大会紹介

荒野行動にはさまざまな大会があります。

その大会の種類や内容、ルールなどを紹介します。

 

Knives out Wednesday(KWL)

αDが主催する荒野行動のリーグ戦になります。

毎週水曜日に開かれていて、毎月ごとに賞金があります。

 

月4回の試合での総合結果でその月の優勝者が決まります。

さらに3ヶ月の合計ポイントで1位になると、その期の総合優勝となります。

 

大会のルールとしては、使用マップは嵐の半島に固定されており、試合の形式はクインテットになっています。

参加チームは20チームで安置の収縮速度は普通で、爆撃はなく、補給物資は通常です。

 

武器は89式、トンプソン、AWM、AUG、95式軽機関銃、MK60なし(補給物資から入手できるAWMは使用可能となっています。)

乗り物は、セダン、二輪バイク、ジープ、水上バイク、ボートになります。

 

投擲物は毒ガスとC4爆弾はなし、グレネードランチャーは禁止です。

試合のメンバーは入れ替え可能になっています。

 

1番大事な順位が決まるポイントの入り方ですが、1キル35ポイントで後は、1位500、2位300、3位240、4位200、5位160、6位140、7位120、8位100、9位80、10位60、11位〜15位30で後は0ポイントになっています。

 

FFL

FFL荒野行動とは2019年からはじまった、株式会社Fennelが主催する荒野行動のリーグ戦になります。

総視聴回数は720万回を超えるほどの人気を誇っています。

 

数ある荒野行動の競技シーンを牽引している存在と言われています。

2021年に競技シーンとしてのレベルアップを目指すために、大幅にリニューアルをしました。

 

今までは1ヶ月1クールだったのを2ヶ月1クールに変更して、試合の数も12試合から24試合になりました。

試合が増えたことで運の要素が減り、選手の実力が以前より反映されるようになりました。

 

運要素が減ることで選手自身のモチベーションも上がり、観戦する方もよりレベルの高い試合を見ることができるようになりました。

 

ASG League

ASG Leagueとはe-sportsチームのAstral Gamingが主催する、荒野行動の公認リーグ大会のことです。

毎週月曜日に開催されて、1ヶ月のリーグごとに4チームが入れ替わるようなルールになっています。

 

このリーグは荒野行動の公式メジャー大会でもあり、出場チームはプロ契約や荒野チャンピオンシップへの挑戦権にも繋がる、KSPの獲得をかけて戦います。

 

 

まとめ

今回は荒野行動のe-sportsにおける立ち位置について書きました。

荒野行動は世界的にも人気のあるゲームです。

 

e-sportsの分野でも、公式大会やe-sportsチームが主催するリーグ戦などがあり活気もあります。

賞金も出ることからも選手のやる気にも繋がるし、e-sportsで生活していくことも場合によっては可能です。

 

プレイヤー層も幅広くプレイしている人がいることからも、今後も活躍する選手が登場したりする可能性も大いにあります。

プロと初心者でも楽しく遊ぶことができるというのが、コンテンツを継続する意味でも大事だと思います。

 

荒野行動に関しては住み分けがしっかりしているし、大会もたくさん開かれています。

そういう意味でも今後もe-sportsとしての立ち位置は硬いものだと思います。

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