ドラゴンボールファイターズのe-sportsにおける立ち位置

今回はドラゴンボールファイターズのe-sportsにおける立ち位置について書いていきます。

幅広い世代に人気のあるドラゴンボールです。

 

漫画やアニメ、ゲームと国内外で大人気です。

そんなドラゴンボールのe-sportsでは、どんな選手や大会などがあるのかを紹介していきます。

 

 

ドラゴンボールファイターズとは

バンダイナムコエンターテイメントから2018年に発売されたゲームです。

鳥山明先生の漫画ドラゴンボールを題材にした、対戦型格闘ゲームで開発は対戦ゲームではおなじみの、アークシステムワークスが担当しています。

 

ゲームの世界観はドラゴンボール超を元にしていますが、ゲームオリジナルの要素や設定が存在しています。

また、ストーリーモードでは過去のキャラクターが出てきて、ゲームのオリジナルシナリオも展開します。

 

鳥山明先生が監修するオリジナルキャラクターも登場します。

ゲーム内では原作での設定上戦闘力に大きな差があるキャラクター同士の戦いもありますが、特殊な装置によって本来の力が発揮できないという設定になっています。

 

ドラゴンボールを題材とするゲームの中では、最速で世界累計出荷本数200万本を記録しています。

2021年には800万本を記録しており、国内外問わずあらゆるゲーム大会のe-sports種目などに採用されています。

 

 

ゲームシステム

使用するボタンは弱、中、強、特殊の4つのボタンで、そのほかにアシスト1、アシスト2の合計6ボタンを使って操作します。

基本的な対戦形式は、お互いに使用キャラクターを3人選んで戦う、3on3の形式になっています。

 

対戦時は操作キャラクターが1人ずつ登場して、残りは控えとなります。

控えのキャラクターは受けたダメージの一部が徐々に回復する仕組みになっています。

 

この回復は回復可能ダメージまでとなっています。

控えのキャラクターは場合によっては操作キャラクターと交代したり、一時的に呼び出して援護攻撃をさせることも可能です。

 

この援護攻撃は使用キャラクターによって、攻撃力や使用する技の性能が変わってきます。

防御力に関しては全てのキャラクターが同じになっています。

 

使用キャラクターの体力がゼロになると、ダウンとなりそのバトルでは使うことができなくなります。

ダウンしてら控えのキャラクターと交代になり、先に敵チームのキャラクター全員をダウンさせた方が勝利になります。

 

必殺技

必殺技はキャラクター固有のもので、レバー入力とボタンの組み合わせで発動することができます。

ガードされても相手の体力を減らすことができます。

 

さらに特定の技は気の消費量を上げて威力を上げることも可能です。

また、必殺技の上位として超必殺技、メテオ超必殺技なども存在しています。

 

必殺技を使うために必要な気力ゲージは、特定のボタン同時押しの気合い溜めや攻撃を受けたり、流したりすることでも溜まります。

 

超コンボ、Zコンボ

控えのキャラクターが残っている場合は、アシストボタンを押すことでZアシストを発動できます。

キャラクターごとに決められた援護攻撃をするシステムです。

 

Zチェンジは操作キャラクターと控えのキャラクターを交代するものです。

他にはガード中にもZチェンジをおこなう、ガードキャンセルチェンジというテクニックもあります。

 

他にも特定の気を消費することで、超必殺技やメテオ超必殺技を出しながら、控えのキャラクターと交代できるアルティメットZチェンジなどもあります。

どれも一度使うと一定時間使用できない使用です。

 

超ダッシュ

オーラをまとって相手に向かって突進して体当たり攻撃をする動作で、動作中は相手を自動で追尾する機能もあります。

地上と空中どちらでも使えるし、当たればそこからコンボに繋げることもできるので、とても優秀な性能を持っています。

 

ドラゴンラッシュ

相手に接触することでガード不可能の攻撃を繰り出す技で、他の格闘ゲームでいうところの投げ技になります。

投げが当たると自動で超ダッシュになり、追撃をすることもできます。

 

しかも、追加入力をすることで、相手を強制的に控えのキャラクターを交代させることもできます。

相手もタイミングよくボタンを押すことで、ドラゴンラッシュ相殺という脱出ができるようになっています。

 

パニッシュムーブ

気力ゲージを一本使って相手の背後に回り込む技です。

相手のとの距離を問わず使うことができるので、奇襲などもかけることができます。

 

また、攻撃をキャンセルしても出せるので、攻守ともに幅広く使うことができます。

 

Zリフレクト

タイミングよく腕や足を振って相手の攻撃を弾くアクションです。

ガード不能の攻撃以外ならどんな攻撃も防ぐことができます。

 

成功すると受けるダメージを完全に無効にできる他に、打撃攻撃では相手を弾き飛ばして距離を取ることもできます。

かなり便利ですが、発動タイミングは一瞬なので、狙って使うことはかなり難しい技になっています。

 

Sparking!

Sparking!アイコンを使うことで発動できて、自分のキャラクターを一定時間強化できるものです。

発動中は攻撃力や気力ゲージの増加量が増えたり、体力ゲージの回復可能ゲージのダメージが自動で回復したりします。

 

ダウンした味方が多いほど発動時間は長くなり、起死回生のチャンスをつかむことができます。

 

 

ドラゴンボーツファイターズのe-sportsで活躍する選手

 

かずのこ選手

Burning Core所属のプロ格闘ゲーマーで、ドラゴンボールファイターズ公式世界大会DBFZ World Tour Finals 2018-19王者です。

JeSU認定スト5CE及びGGSTプロライセンス所持者でもあります。

 

高いレベルでゲームの基礎を抑えており、強気な選択肢を積極的に狙っていく超攻撃型のスタイルです。

精神的な部分でも定評があり、洞察力や観察力を活かした人読みの技術で、自分の思い通りに戦いを運ぶ技を持っています。

 

その能力の高さからCapcom CupやEvolutionといった大舞台で、毎年のように上位に食い込むほどの実力を持っています。

全ての格闘ゲームに愛される男の異名を持っており、EVO2017では複数のタイトルでTO8に入るなどの結果を残して、マルチプレイヤーぶりを世界に証明しました。

 

 

ドラゴンボールファイターズのe-sports大会

 

EVO

ドラゴンボールファイターズ』は2018年に発売されてから今年で5年目で、オフラインEVOのメイン種目としても皆勤の3年目です。

前回EVO 2019は日本のGO1選手が優勝しています。

 

今年は約630名のうち日本人は10人の参加になっています。

ドラゴンボールファイターズワールドチャンピオンシップ優勝のフランス・Wawa選手や、同2位のアメリカ・Nitro選手、同3位の日本・フェンリっち選手も参加予定となっており、世界大会としてふさわしい規模になっています。

 

EVO2022の優勝はフランスのWawa選手で、その前におこなわれたドラゴンボールファイターズワールドチャンピオンシップに続いての、世界大会連続優勝になりました。

日本の選手のフェンリっち選手は5位と優勝は惜しくも逃す形になっています。

 

 

まとめ

今回はドラゴンボールファイターズのe-sportsにおける立ち位置について書きました。

国内外でも人気のあるゲームであり、世界大会で1番規模の大きいEVOに3年連続選ばれるなど、e-sportsとしての立ち位置としてはかなり上の位置にいると思います。

 

e-sportsとしての歴史は浅いですが、これからも新作がでたり、国内外で大会が開かれたりもあるので、徐々に規模も今以上に大きくなることが予想できます。

このことからもドラゴンボールファイターズのe-sportsの立ち位置は、参入しやし位置にいると思います。

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