【OW2】初心者が知っておきたい基本的な立ち回り【オーバーウォッチ2】
世界的に人気の高いゲームであるオーバーウォッチ2。ゲーム配信サイト「Twitch(ツイッチ)」での視聴者数も多く、その人気はとどまることを知りません。
そんなオーバーウォッチ2ですが、さまざまなヒーロー(キャラクター)が存在しているため、今作からはじめた初心者のなかには、「基本的な立ち回りがよくわからない」という疑問を持っている方も多いと思います。
そこで今回は、オーバーウォッチ2における初心者が知っておきたい基本的な立ち回りについて解説します。
各ヒーローの特徴を知り、チームに貢献できるプレイヤーになりましょう。
目次
『オーバーウォッチ2』にはロールと呼ばれるヒーローごとの役割がある
『オーバーウォッチ』シリーズには「タンク」「ダメージ」「サポート」の3種類からなる、「ロール」と呼ばれるヒーローごとの役割が存在します。
タンク
タンクロールに分類されるヒーローは、HPがほかのロールに分類されるヒーローとくらべ高く設定されているため、「戦闘時に前線をあげる」「仲間がダウンしないように守る」という役割を持っています。
「前方にシールドを展開する」「自身の周りにバリアを発生させる」など、耐久に特化したアビリティを持つヒーローが多いため、それらを活用しながら、敵のヘイトを自身に集めつつもダウンしないような動きが要求されます。
ダメージ
ダメージロールに分類されるヒーローは、敵に大ダメージをあたえて戦線から離脱させる、敵をダウンさせるなどの方法で、数的有利を作り出す役割を担っています。
アビリティやウルトも攻撃に特化したものが多く、「大量のミサイルを放つ」「ショットガンを周囲に連射する」など、発動することで戦況を大きく変化させることもあります。
サポート
サポートロールに分類されるヒーローは、味方のHPを回復させる、移動速度を上昇させる、敵の行動を制限するデバフをかけるなど、味方の戦闘を補佐する役割を担っています。
保有するアビリティもサポートに特化したものが多いため、前線に立つというよりは後方支援がメインとなります。
【初心者が知っておきたい立ち回り】タンク編
タンクに分類されるヒーローには、「前線向けタンク」と「ダイブ向けタンク」という2つのタイプが存在します。それぞれで立ち回りが異なるため、キャラピックの際は注意が必要です。
「前線向けタンク」に該当するヒーローと基本的な立ち回り
「前線向けタンク」とは、戦闘の最前線に立ちバリアやシールドを用いて前線を広げる役割を担うタンクのことです。
つぎに解説する「ダイブ向けタンク」とは異なり、あくまで自身の高い耐久力を基に前線を拡大させていきます。最前線で敵のヘイトを買うかたちになるため、体力を回復してくれる、味方のサポートヒーローとの連携が鍵になります。
前線向けタンクに該当するヒーローは以下の通りです。
≪前線向けタンク ヒーロー一覧≫
●ラインハルト
●ザリア
●シグマ
●オリ―サ
●ロードホッグ
●ジャンカー・クイーン
≪ポイント≫
ラインハルトとオリ―サは初心者でも操作しやすいヒーローのため、前線向けタンクの練習におすすめです。
「ダイブ向けタンク」に該当するヒーローと基本的な立ち回り
「ダイブ向けタンク」とは、タンク特有の高耐久とヒーロー独自の機動力やアビリティを用いて、敵陣に攻め込んでいく役割を持ったタンクのことです。
前線向けタンクが最前線で攻撃を耐えながら仲間の反撃するスキを狙っていくのに対し、ダイブ向けタンクは、ダメージロールのヒーローとともに積極的に敵のダウンを狙っていきます。
高い機動力を活かして戦線を拡大させていくわけですが、単独で敵陣に乗り込んでしまうと一斉にフォーカスを受けてしまうので、味方や敵の位置を正確に把握しながら行動するスキルが必要です。
ダイブ向けタンクに該当するヒーローは以下の通りです。
≪ダイブ向けタンク ヒーロー一覧≫
●D.VA
●ドゥームフィスト
●ウィンストン
●レッキングボール
≪ポイント≫
ダイブ向けタンクに該当するヒーローは操作に慣れるまで時間がかかります。練習場でヒーローの基本的な操作感やアビリティを確認したうえで試合に臨むのがおすすめです。
【初心者が知っておきたい立ち回り】ダメージ編
ダメージロールに分類されるヒーローは「フランカー」「スナイパー」「ヒットスキャン」「その他」と、さらに細かく分類されており、必要となる立ち回りもそれぞれ異なります。
フランカー
フランカーは高い機動力で前線に立ち、敵のヘイトを自身に向けつつ、攻撃→一時撤退(回復)→攻撃を繰り返すことで敵をかく乱、前線を押し上げる役割を持っています。
フランカーに該当するヒーローは以下の通りです。
≪ブランカ― ヒーロー一覧≫
●ゲンジ
●リーパー
●トレーサー
●ソンブラ
≪ポイント≫
機動力に優れるフランカーであっても、多数の敵を相手に単独で乗り込むとフォーカスを受けダウンしてしまうため、味方と敵の位置を正確に把握するよう努める必要があります。
スナイパー
スナイパーは遠距離攻撃で敵をダウンさせる役割を持ったヒーローです。
遠距離射撃は攻撃を敵にヒットさせるのが難しいですが、ヘッドショットが決まれば、体力の低い敵ヒーローを一撃でダウンできます。
スナイパーに該当するヒーローは以下の通りです。
≪スナイパー ヒーロー一覧≫
●ハンゾー
●ウィドウメイカー
≪ポイント≫
スナイパーのヒーローは近距離戦に強くないため、敵に自身の位置が悟られないよう、こまめに移動しましょう。そうすることで、接近戦を仕掛けられるリスクを減らせます。
ヒットスキャン
ヒットスキャンとは、レティクル(画面中央にある十字マークのこと)を合わせた場所に向かって攻撃すると、弾が即着弾する武器をメインに利用しているヒーローのことを指します。主に中距離以上の攻撃射程を持ったヒーローが該当するため、トレーサーやリーパーのような近距離武器を持った即着弾ヒーローは含まれません。
ヒットスキャンに該当するヒーローは以下の通りです。
≪ヒットスキャン ヒーロー一覧≫
●アッシュ
●キャスディ
●ソジョーン
●ソルジャー76
≪ポイント≫
FPSゲームの経験がある方なら慣れるまでそこまで時間はかかりませんが、運用にはある程度のエイム力が必要となるため、練習場などでエイム力強化を図りましょう。
その他
「フランカー」「スナイパー」「ヒットスキャン」に該当しないダメージロールのヒーローはその他で分類されることが多いです。ヒーローによってアビリティやメイン武器が異なるため立ち回りも変化しますが、敵に大ダメージをあたえ戦線離脱させる、敵をダウンさせるといった、ダメージロールの基本的な立ち回りと認識しておけば大丈夫です。
その他に該当するヒーローは以下の通りです。
≪その他 ヒーロー一覧≫
●メイ
●ファラ
●シンメトラ
●トールビョーン
●ジャックラット
●パスティオン
●エコー
≪ポイント≫
その他に分類されるヒーローを使う際は、どんなアビリティを持っているのか、仲間がピックしたヒーローとの相性はどうか、などを総合的にみたうえでピックするようにしましょう。
【初心者が知っておきたい立ち回り】サポート編
サポートロールに分類されるヒーローは、「メインヒーラー」と「サブヒーラー」に分類されます。
メインヒーラー
メインヒーラーは武器を用いたヒールやアビリティによる回復量が多いため、前線で戦う仲間ヒーロー(主にタンク)にくっつきながらサポートする役割を担います。
基本的な立ち回りとしては、タンクやダメージの後ろにくっつきつつ、ダウンしないよう被弾を抑えて仲間の回復を行います。敵の攻撃を受けないための射線管理能力が必要です。
メインヒーラーに該当するヒーローは以下の通りです。
≪メインヒーラー ヒーロー一覧≫
●モイラ
●アナ
●バティスト
≪ポイント≫
前線にいることの多いメインヒーラーがタンクやダメージのヒーローよりさきにダウンすると、敵とのダメージトレードに負けてしまいます。前線が崩壊するきっかけとなりえるため、被弾を抑えつつダウンしない立ち回りを心がけましょう。
サブヒーラー
サブヒーラーはメインヒーラーより回復量が少ないため、被弾が多くなりやすいタンクの回復には向いていません。そのため、仲間ダメージヒーローやメインヒーラーの回復を担う役割となります。
メインヒーラーと違い、戦場を走り回りながら見方をサポートする立ち回りが求められます。回復だけでなく、仲間のダメージヒーローとともに敵を攻撃する場面も出てくるため、戦況を見極める観察眼が必要です。
サブヒーラーに該当するヒーローは以下の通りです。
≪サブヒーラー ヒーロー一覧≫
●ルシオ
●マーシー
●キリコ
●ゼニヤッタ
●ブリギッテ
≪ポイント≫
メインヒーラーはタンクの回復に専念する場面が多くなるため、サブヒーラーによるその他仲間へのサポートは戦況を大きく左右します。サブヒーラーのなかでも、「ルシオ」は範囲内に味方がいるだけで自動回復を行えるため、初心者でも扱いやすいヒーローです。
※補足
「キリコ」は猛者が使えばアビリティを用いた素早い立ち回りでメインヒーラーとしての運用も可能です。ただし、初心者にはアビリティの的確な使用や戦況の見極めが難しいという点があるため、今回はサブヒーラーとしています。
まとめ
オーバーウォッチ2における初心者が知っておきたい基本的な立ち回りをロールごとに解説しました。
オーバーウォッチ2では、今後さらに新しいヒーローやマップ、ゲームモードの追加が予定されているようです。
今回ご紹介した基本的な立ち回りを参考に、ぜひライバルプレイ(ランクマッチ)などにも挑戦してみてくださいね。