オーバーウォッチ2ってどんなゲーム?基礎知識を徹底解説【OW2】
全世界で人気を博した『オーバーウォッチ』がリリースされてから6年、ついにファン待望の『オーバーウォッチ2』が配信されました。
リリースされる前からすでに話題となっており、いまか今かと待ちわびていたファンも多いと思います。
そこで今回は「オーバーウォッチ2ってどんなゲーム?」と題し、『オーバーウォッチ』シリーズの歴史や遊べるゲームモードの解説、前作から変更された点などをご紹介します。
目次
OVERWATCH2(オーバーウォッチ2)とは?
オーバーウォッチ2はBlizzard Entertainment(ブリザードエンターテインメント)が2022年10月5日にリリースした、アクションシューティングゲームです。
前作『オーバーウォッチ』がリリースされたのが2016年なので、続編タイトルが6年ぶりにリリースされたことになります。
リリースからわずか10日で2500万人がプレイしたと報じられたことからも、その人気は健在だといえるでしょう。
直近では、配信元であるブリザードエンターテインメント主催の公式大会「Overwatch League Grand Finals 2022」が開催されるなど、eスポーツの分野でも高い評価を得ています。
日本国内でも有名な動画配信者が連日のようにLIVE配信を行うなど、その注目度の高さを表しています。
OVERWATCH2(オーバーウォッチ2)の基本的な仕様
オーバーウォッチ2の基本的な仕様をご紹介します。
基本プレイ無料で楽しめる
前作『オーバーウォッチ』をプレイするためには、ゲーム自体を購入したうえで、ほしいスキンなどがあれば追加課金する必要がありました。しかし、今作『オーバーウォッチ2』からは、基本プレイ無料でダウンロードが可能となっており、誰でもすぐに遊べる仕様へ変更されました。
※ただし、一定の条件を満たしたプレイヤー以外はダウンロードするにあたって電話番号による認証が必要となっています。
プレイ可能なデバイスはPC・PlayStation・Xbox・Nintendo Switchと幅広く、デバイス間の垣根を越えてプレイできる「クロスプレイ」にも対応。
基本プレイ無料かつさまざまなデバイスで遊べるため、これまで『オーバーウォッチ』をプレイしたことのないユーザーも気軽にはじめられます。
ゲームモードの数が豊富
オーバーウォッチ2にはさまざまなルールで楽しめるゲームモードが常設されています。そのなかでも以下の4つはライバルマッチ(ランクマッチ)にも使用されるゲームモードのため、絶対に覚えておく必要があります。
■コントロール
≪ルール≫
敵より先に指定された目標地点を制圧したチームの勝利となる
≪コントロールが開催されるマップ≫
・ILIOS(イリオス)
・BUSAN(プサン)
・OASIS(オアシス)
・NEPAL(ネパール)
・LIJANG TOWER(レイコータワー)
※オーバーウォッチ2ではゲームモードに応じてマップが固定されています。
■エスコート
≪ルール≫
ペイロードと呼ばれる車のような乗り物を奪い合い、攻撃側は目的地までペイロードをエスコート(誘導)できれば勝利、防衛側は時間いっぱいまでそれを阻止できれば勝利となる
≪エスコートが開催されるマップ≫
・DORADO(ドラド)
・HAVANA(ハバナ)
・RIALTO(リアルド)
・ROUTE 66(ルートシックスティーシックス)
・JUNKERTOWN(ジャンカータウン)
・CIRCUIT ROYAL(サーキットロイヤル)
・WATCHPOINT:GIBRALTAR(ウォッチポイント:ジブラルタル)
■プッシュ
≪ルール≫
ロボットを敵チームの拠点まで運び切る、またはよりロボットを敵拠点の近くまで移動させたチームの勝利となる
≪プッシュが開催されるマップ≫
・COLOSSEO(コロッセオ)
・EPERANCA(エスペランサ)
・NEW QUEEN STREET(ニュークイーンストリート)
【補足】
プッシュはオーバーウォッチ2から新しく導入されたゲームモードのため、開催されるマップも多くありません。今後のマップ追加が期待されるゲームモードです。
■ハイブリッド
≪ルール≫
攻撃側は目標地点の確保およびペイロードをゴールまで誘導できれば勝利、防衛側は時間いっぱいまでそれらを阻止できれば勝利となる
≪ハイブリッドが開催されるマップ≫
・MIDTOWN(ミッドタウン)
・NUMBANI(ヌンバーニ)
・PARAISO(パライソ)
・HOLLYWOOD(ハリウッド)
・KING’S ROW(キングスロウ)
・EICHENWALDE(アイヒェンヴァルデ)
・BLIZZARD WORLD(ブリザードワールド)
「シーズン制」が採用されている
オーバーウォッチ2ではシーズン制が導入されており、現時点では9週ごとに新しいシーズンへ移行する予定となっています。
シーズン1のテーマは「サイバーパンク」。バトルパス限定スキンやエモート、プレイヤーアイコンなど、さまざまなアイテムをゲットできます。
バトルパス報酬には無料版と有料版である「プレミアム・バトルパス」が存在し、試合をこなすごとに獲得できる「バトルパスXP」を貯めていくと限定アイテムが入手可能です。
ただし、有料版バトルパス限定のアイテムも多いため、入手する機会を逃さないよう注意しましょう。
初代『オーバーウォッチ』との違い
前作『オーバーウォッチ』との大きな違いは以下の2つです。
6v6から5v5へプレイヤー数が変更
前作では、タンク2人、ダメージ2人、サポート2人の計6人でチームを組むものでしたが、今作からタンク1人、ダメージ2人、サポート2人の計5人体制に変更されました。
理由は複数あるといわれていますが、そのひとつに、タンクヒーローの使用難易度が高く、ユーザーが率先してピックしたがらないという問題があったようです。
今作ではヒーローのバランス調整が広く行われていることもあり、俗にいう「強キャラ」は少なくなった印象を受けます。今後予定されているヒーローの追加や新しいメタの発見次第で、さらに調整が入っていくと考えてよいでしょう。
新キャラクター・マップの追加
今作からの新要素として、新たなヒーローが3人、マップが6つ追加されました。
≪追加ヒーロー≫
●キリコ
●ジャンカー・クイーン
●ソジョーン
≪追加マップ≫
●CIRCUIT ROYAL(サーキットロイヤル)
●COLOSSEO(コロッセオ)
●MIDTOWN(ミッドタウン)
●NEW QUEEN STREET(ニュークイーンストリート)
●PARAISO(パライソ)
●ESPERANCA(エスペランサ)
これら新ヒーロー・マップだけでなく、ゲームモードの章でご紹介した「プッシュ」も今作から追加された要素のひとつです。
『オーバーウォッチ2』の魅力
オーバーウォッチ2の魅力としてあげられるのが以下の3つです。
FPS初心者でもはじめやすい
基本プレイ無料ということもあり、FPSゲームで遊んだことのないユーザーも気軽にはじめることができます。操作性もそこまで難しくないため、練習場などで基本操作を理解すればすぐに対人マッチで遊べます。
もちろん、ライバルプレイ(ランクマッチ)で上位ランクを目指すのであれば、それなりのエイム力や立ち回り、キャラクター理解が必要なので、目標に向かって練習を重ねることが大切です。
個性豊かなヒーローたち
オーバーウォッチ2にはシーズン1の時点で35人のヒーローが存在しています。個性豊かな攻撃方法やアビリティを持っているため、どのヒーローを使ってプレイしても飽きることはないでしょう。
また、ヒーローのアビリティやウルトは戦況を一瞬で覆す可能性を秘めていることから、劣勢からの大逆転を狙うこともできます。
各ヒーローに関するストーリーが公式YouTubeチャンネルで公開されていますので、興味がある方はぜひご覧になってください。
戦略次第で勝利を掴める
オーバーウォッチ2はゲームモードやマップに適したヒーロー選択、仲間の選んだヒーローとの相性、敵ヒーローへのアンチピック(敵のヒーローが苦手とするキャラクターを選択すること)、ゲーム終盤で発生するオーバータイム時の立ち回りなど、戦略次第で勝利を掴めるゲームとなっています。
もちろん、ゲームに勝利するためには、チームメイトとの連携やエイム力・キャラクターコントロール力とった個人の力も必要ですが、一瞬のひらめきで戦況を覆すことのできる爽快感は、ほかのFPSゲームにはないオーバーウォッチ2の大きな魅力です。
初心者の方は各ゲームモードの詳細なルールやヒーローのアビリティを理解するところからはじめると、その先にある戦略性の深さをより体感できはずです。
まとめ
今回はオーバーウォッチ2にまつわる基礎知識を解説しました。前作には登場しなかったマップや新ヒーロー・ゲームモードの追加など、さらにボリューム満点で面白いゲームとなっています。
すでにプレイしている方はもちろん、これからプレイしてみようと考えている方は、ぜひこの機会に『オーバーウォッチ2』の世界観を存分に楽しんでくださいね。