【eスポーツ】プロプレイヤーの収入源は何がある?今からできる収入を得る5つのポイントも解説
年々市場拡大しているeスポーツ業界。
スポンサー企業やプロeスポーツチームも増えてきました。
JeSU(一般社団法人日本eスポーツ連合)によると国内eスポーツ市場規模は、2025年には約180億円まで成長すると予測されています。
市場規模が拡大するとプロプレイヤーの活動の場も広がり、人気eスポーツ選手としてメディアに登場する日も近いかもしれません。
そんなプロプレイヤーたちに憧れて「将来eスポーツ業界で収入を得たい!」という方は、選手たちの懐事情が気になりませんか?
そこで今回は以下について解説します。
この記事でわかること
・プロプレイヤーの主な収入源7つ
・今からできる収入を得るためのポイント5つ
この記事を参考に活動すれば、道が開けるかもしれません!
ぜひ最後までお読みくださいね。
目次
eスポーツプロプレイヤーの収入源には何があるのか?
eスポーツプロプレイヤーの収入源は主に7つあると考えられます。
・大会賞金
・スポンサー契約
・動画配信
・イベント出席
・チーム所属
・物販
・トレーナー・コーチ
それぞれ説明します。
大会賞金
収入源の1つ目は、大会賞金です。
国内外問わずさまざまな大会で、優勝や上位入賞すれば賞金が得られます。
大会の賞金金額は海外では総額30億円越えのタイトルもありますが、日本では最近ようやく1億越えがでてきたところです。
プロプレイヤーはチームに所属している場合が多いので、個人にどの程度の配分があるかはチームによって異なります。
スポンサー契約
スポンサー契約は、プロプレイヤーにとって大きな収入源の一つです。
スポンサー契約には個人で結ぶ場合とチーム全体で契約する場合と2種類があります。
eスポーツ選手として大会で活躍し有名になれば、企業と直接スポンサー契約できる可能性もあります。
契約したプロプレイヤーやeスポーツチームは、スポンサー料を受け取る代わりにスポンサー企業の名前・商品・サービスなどの宣伝を行います。
動画配信
動画配信は、一般の人でも話題になれば得られる収入源です。
もちろん、プロプレイヤーの多くは動画配信者としても活動しています。
高額な大会賞金を得られるのはごくわずかなトッププレイヤーのみ。
そのため、YouTubeやTwichなどの動画配信サービスでゲーム配信やゲーム解説を行っており、広告や投げ銭などで収入を得ています。
イベント出席
プロプレイヤーになると、eスポーツイベントへ呼ばれる場合があります。
eスポーツ大会に実況・解説者として参加したり、eスポーツ関連イベントにゲスト出演したりすることで出演料を受け取ることが可能です。
ただし、呼んでもらうためには知名度や人気の獲得が必要なうえに、ゲームスキル以外のイベントを盛り上げるためのコミュニケーション能力が求められます。
チーム所属
プロeスポーツチームに所属し、給料として収入を得ているプロプレイヤーもいます。
企業とスポンサー契約があるプロeスポーツチームに所属し、月給や年俸制として収入を得るため、比較的安定した収入源といえます。
プロeスポーツチーム「DetonatioN Gaming」が2015年に給料制を初めて導入してからは、他のチームでも広がりを見せているようです。
しかし、平均してその額は一般的な大卒初任給程度といわれており、まだまだ高収入とは言い難いのが現実です。
物販
物販による収入源もあります。
例えば以下の商品です。
・チームグッズ
・プロプレイヤーやチームとコラボレーションしたゲーミングパソコン
・アパレル商品
・飲料品
・オンライン大会のリアルタイム視聴チケット
・アーカイブチケット
このような商品がありますが、コラボレーションしてもらえるのはごく一部のトッププレイヤーのみ。
商品にするためにはプロプレイヤーとして「有名人」になることが必須です。
トレーナー・コーチ
トレーナーやコーチとして収入を得ているプロプレイヤーもいます。
現役プロプレイヤーとして活動しながらチームに所属する選手やプロを目指す人に対してゲームの指導を行います。
最近では、高校のeスポーツ科や専門学校の講師・eスポーツ部のコーチなどもプロプレイヤーが担っており、需要が今後も期待できそうです。
また、トレーナーやコーチとしてではなく、eスポーツカフェでスタッフとして働きながらプロプレイヤーとして活躍している人もいます。
収入を得られるだけではなく、新たなファンの獲得にもつながり一石二鳥といえますね。
次はeスポーツ業界を目指す「あなた」が、収入を得るために今からできることをお伝えします。
今からできる!収入を得る5つのポイント
プロになるにはeスポーツ大会で入賞や優勝し強さを発揮できること、またゲーム配信でスポンサーの目に留まることなどがあります。
では、収入を上げるためにはどうすれば良いのでしょうか?
前章の7つの収入源に合わせて5つポイントをお伝えします。
・英語力を上げ海外の大会出場を目指す
・コミュニケーション能力を磨く
・動画配信スキルを身に付ける
・活動の場を広げる
・ファンを大切にする
一つずつ説明します。
英語力を上げ海外の大会出場を目指す
大会で優勝すれば知名度が上がりますので、収入も得やすくなりますよね。
しかし、日本の大会賞金はまだまだ低いのが現状です。
高額な大会賞金を狙うのであれば、海外で人気があるゲームタイトルのプロになるのがおススメです。
そして海外の大会に出場して頭角を表せば、海外のプロeスポーツチームからスカウトされる可能性もあります。
そのためには日頃から、会話できる程度の英語力を鍛えておきましょう。
コミュニケーション能力を磨く
コミュニケーション能力は、必要です。
ゲーミングスキルを磨くのは当然ですが、ゲーム実況やゲーム配信なども収入源として大きいですよね。
となると「伝えるスキル」も大切です。
プレイヤーの持つ雰囲気や話し方によって視聴者数が変わってきますので、視聴者への伝え方のスキルアップのためにコミュニケーション能力を磨きましょう。
またスポンサー契約を結ぶには、人柄が重視されます。
スポンサー契約はイメージ戦略の一つにもなりますので、企業側としてはゲームに強いだけではなく、人柄が良い人気のある選手を望みます。
スポンサー企業が、なぜチームやプレイヤーに協賛してくれるのか、プロとしてどのような振る舞いが必要なのか考えることが重要です。
スポンサー企業のイメージを損なわないように、TPOに合わせたコミュニケーション能力を養いましょう。
動画配信のスキルを身につける
プロプレイヤーの収入源でも大きな割合を占める動画配信。
「魅せる」動画配信ができるように見せ方も大切です。
視聴者数の多いチャンネルを参考に、動画配信の編集スキルを高めましょう。
活動の場を広げる
eスポーツのイベントには積極的に参加しましょう。
また、SNSを活用して自己アピールすることも大切です。
プレイヤーは、eスポーツ業界の一つの「商品」ともいえます。
商品を売るためには宣伝が必要ですよね。
「あなた」という唯一無二の商品を積極的にアピールしましょう。
ファンを大切にする
ファンを大切にしましょう。
eスポーツ業界は、ただ「強い」だけではプロプレイヤーとして生きてはいけません。
eスポーツもプロとなれば人気商売。
ファンあってこその業界です。
他のスポーツ選手と同様に「プロ」としての心構えが必要です。
昨今、残念ながら不祥事を起こしてチームを解雇されるプロプレイヤーも少なくありません。
将来eスポーツ業界でプレイヤーとして活躍したいならば、プロでなくてもファンを失望させないような言動や行動を心がけましょう。
まとめ
本記事ではeスポーツプロプレイヤーの収入源と、収入を得るためのポイントについてお伝えしました。
収入源は主に以下の7つです。
・大会賞金
・スポンサー契約
・動画配信
・イベント出席
・チーム所属
・物販
・トレーナー・コーチ
また、これからeスポーツ業界を目指す方に向けて、今からできる収入を得るためのポイントを5つ紹介しました。
・英語力を上げ海外の大会出場を目指す
・コミュニケーション能力を磨く
・動画配信スキルを身に付ける
・活動の場を拡げる
・ファンを大切にする
プロへの道は狭く厳しいものですが、諦めずにチャレンジしてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。