ギルティギアのeスポーツにおける大会紹介
今回はギルティギアのeスポーツにおける大会の紹介をしていきます。
日本だけでなく海外でも人気のあるギルティギアですが、eスポーツでの大会などはどのくらいあるのか、規模や賞金などはどのくらいなのか?
そういったところも含めて紹介していきます。
EVO2022
2022年8月に開催された大会で、世界大規模大会の1つです。
ギルティギアシリーズの完全新作であるギルティギアストライヴでのEVOは、オンライン大会でした。
なので、オフラインでのEVOは今回初開催となりました。
EVO2022の参加者は約2100人で、そのうち日本人は20人ほど参加しています。
韓国のDaru選手やEVO2021onlineの北米大会優勝者のHotashi選手なんかも、参加しており誰もが注目している大会になりました。
ギルティギアストライヴ部門はアークワールドツアー2022の、開幕戦の予選にしてされており、優勝者にはアークワールドツアー2022ファイナルへの出場資格が手に入ります。
ギルティギアストライヴ初のオフラインEVOで、EVO2022のトリを飾った輝かしい大会でした。
優勝はアメリカのハッピーケイオス使いの、UMISHO選手でした。
最近活躍が目立つようになってきた注目の選手で、まだまだ情報が少ない選手です。
以前まではFPSゲームのオーバーウォッチのプロプレイヤーだったそうです。
銃を使うゲームをプレイしたからなのか、銃を使うハッピーケイオスは使いやすかった可能性があります。
UMISHO選手はアークワールドツアー2022の出場権を手に入れたので、是非とも暴れて欲しいものです。
ARC WORLDTOUR2022(アークワールドツアー)
アークワールドツアー2022とはギルティギアストライヴと、DNF Duelの世界一を決める大会のことです。
世界各地域で予選大会を行わず、各大会の優勝者を招待するという、本当の強者だけが参加することができる大会です。
アークワールドツアー2022の本戦はまだ開催しておらず、参加者を決定する大会が各地で開かれている段階です。
賞金総額は20万ドル(日本円で約2700万円)で、優勝者には50000ドル、準優勝は20000ドル、3位10000ドル、4位6000ドル、5位4000ドル、7位3000ドルという豪華な大会予定になっています。
予選大会の詳細も紹介していきます。
アルクレボジャパン2022
アークワールドツアー2022への参加権(日本枠)を手に入れられる大会で、賞金総額は400万円で参加人数は256人、参加費無料になっています。
優勝者には賞金100万円、準優勝者には40万円、3位には25万円、この大会の上位4人のうち、日本在住の選手には、ジャパン・eスポーツ・プロライセンスが発行されます。
ギルティギアストライヴとDNF Duelは、一般社団法人日本eスポーツ連合の認定タイトルになっているので、ライセンスの発行が可能になっています。
無料で参加できて、実力のある人はプロにもなれるのは、プロを目指している人なら嬉しい内容です。
日本は法律の関係上プロライセンスを持っていないと、高額賞金が出る大会に出場ていい成績を残しても、全額もらうことができなかったりします。
それは選手のモチベーションの低下やeスポーツが低迷する要因にもなります。
こういったプロライセンスが発行される大会が、さらに増えてくれると日本のeスポーツ界隈はさらに盛り上がること間違いなしです。
ARCREVO Japan & Korea 2021
ARCREVO Japan & Korea 2021はARCREVO ONLINE 2021の、出場権を手に入れられる大会の日本、韓国地域大会です。
2021年は日本・韓国、北米、EMEAの3つの地域に別れて大会が開催されました。
日本では今回が初の高額賞金大会の開催で、記念すべき大会となっています。
優勝者には100万円が贈呈されます。
さらにこの大会で上位入賞した日本在住の選手には、公認プロライセンスが発行されます。
今回の大会は日本人のティーワイ選手が優勝に輝いています。
ティーワイ選手は今回の大会でプロライセンスを発行されて、プロゲーマーの道に進んでいます。
ティーワイ選手は本大会で他の大会も入れて3連覇という偉業を達成しています。
北米大会はアメリカ・中央、メキシコ、アメリカ・東、カナダ、アメリカ・西の順に、5地域で予選を実施しました。
各予選の上位2名位の合計10人が北米大会の決勝に進めます。
北米地域の決勝大会の優勝者は1万ドルを贈呈されます。
EMEA地域大会は5地域で予選と、地域分割無しでのコミュニティ主催の、ポイントランキング戦を開催しました。
各予選優勝者とポイントランキングの上位3人、計8人がEMEA地域大会決勝に進めます。
EMEA地域決勝大会の優勝者には5000ユーロの賞金が贈呈されます。
ARCREVOは2013年から続くアークシステムワークスのイベントで、プレイヤーやコミュニティの人たちに支えられて開催されてきました。
2019年に初のワールドツアーにまで発展したことからも、年々人気も規模も大きくなっているのがわかります。
新型コロナウイルスが原因で2020年は中止で、2021年はオンラインの開催になってしまいましたが、それでも大規模開催に至っているので今後の発展が期待できます。
『GGST』対抗戦「日本 vs 世界」
ギルティギアストライヴでの日韓対抗戦です。
選手でもあるDaru選手が企画したイベントで、出場選手は招待制ではなく各国で予選をおこない、それぞれ8人の代表選手を決定する形になっています。
日本のチームは8つのコミュニティ大会がそれぞれの予選大会を開催して、優勝者が代表選手になりました。
2021年8月に開催された第一回日韓対抗戦は、日本残6-韓国残0で日本チームが勝ちした。
第二回大会では日本残0-韓国残1で韓国チームが勝利しています。
選手が開催する大会で海外まで巻き込んで、ここまで大きいイベントを開催することができるのは、素晴らしいことだと思います。
2022年に開催された本大会は日本残11-韓国残0で日本が大差で勝ちました。
ティーワイ選手やぷれあ選手の5連勝などの、日本選手の素晴らしい活躍が目立ちました。
予選を勝ち抜いた日本人選手は以下になります。
どぐラン・もっちー選手
BATELLTE ARENA・ひろし選手
Kitasuto・下水
ソレー杯・ちゅらら
日曜から夜更かし・竹原選手
ThankSSTRIVEit’sFriday・kouhide選手
Game and Wishes・ティーワイ選手
以上の8人になります。
まとめ
今回はギルティギアのeスポーツにおける大会について書きました。
新型コロナウイルスの影響などで、貴重なオフラインの大会が開催できない時期があったのは残念ですが、規模はどんどん大きくなってきています。
また、公認プロライセンスを獲得できる大会もあるので、日本でも盛り上がっていくことが期待できます。
選手が対抗戦を主催できるなどの影響力もあるので、ギルティギアのeスポーツ大会は今後も幅広く増えていくと思います。
海外との交流も世界全体のレベルアップに繋がるので、どんどん親善試合やチームリーグなどの試合も今後あると嬉しく思います。