ギルティギアのeスポーツにおける立ち位置

今回はギルティギアのeスポーツにおける立ち位置について書いていきます。

ギルティギアはストリートファイターや鉄拳に比べると、歴史は浅いですが世界でも人気のあるゲームで、たくさんのシリーズが出ています。

ギルティギアはどんなゲームなのか、システムや選手、大会なども紹介していきます。

 

ギルティギアとは

ギルティギアはアークシステムワークスが、1998年に発売した対戦型格闘ゲームです。

略称はギルティやGGと呼ばれています。

格闘ゲームの中では早い段階でアニメのような、キャラクター重視の世界観を作ったシリーズでもあります。

 

キャラクター前面に出したファンタジーのような世界観や、派手なビジュアル、痛快なコンボシステムなど、今までの格闘ゲームではなかった要素を取り入れることで、多くのファンを獲得しています。

今では日本国外でも多くの人気があります。

ギルティギアでは魔法の理論化により発生した紛争から、生み出された生命体「ギア」を巡る、多くの人々の戦いというのを一貫しています。

 

シリーズとしては
・1998年に第1作目のGUILTY GEAR
・2000年 GUILTY GEAR X
・2002年 GUILTY GEAR XX
・2014年 GUILTY GEAR 20OVERTURE
・2021年 GUILTY GEAR -STRIVE-

 

他にもありますが多くの作品が発売されています。

格闘ゲームの中でも特殊なシステムが多くあり、それらを使って自由度の高い攻防を楽しめます。

ですが、システムが多いので把握に時間がかかるのが、初心者にはハードルが高くなっています。

 

ギルティギアでは技で相手を牽制する差し合いをするというよりは、攻めることに重点が置かれているゲームです。

特に相手の起き上がりを攻める起き攻めという戦法が非常に多いです。

起き攻めからの連続技が強力になってます。

 

起き技以外が弱気キャラクターでも起き技が強いだけで、評価が高いキャラクターもいるくらいです。

キャラクターのバランスはシリーズごとで違うので、一概に言えませんがキャラクター性能よりは、キャラクター同士の相性が大事になっていきます。

弱いキャラクターでも相性の良い相手なら、強いキャラクターに勝つことも可能になります。

 

ギルティギアのeスポーツで活躍している選手達

ここではギルティギアのeスポーツで活躍している選手や、所属チームなどを紹介していきます。

・かずのこ選手

Burning Core所属のプロ格闘ゲーマで、ストリートファイターやドラゴンボールファイターズでも、世界公認大会で優勝するほどの腕を持つ多種格闘ゲームの達人です。

ギルティギアシリーズなどのアークシステムワークス社製の格闘ゲームを中心に、手広くプレイしています。

どのゲームでも世界で戦えるほどの実力を持っており、強気で積極的な選択肢を通す攻めの中心のプレイスタイルの選手です。

 

EVO2017年では多種目でTOP8に入るなどの偉業を達成しており、全ての格ゲーに愛される男と称されたこともあります。

観察力や洞察力がずば抜けており、人読みやリスクの高い技を通すのが非常に上手いです。

対戦相手をコントロールして自分の有利に試合を運んでいます。

 

暴れや無敵技の当て勘を通すのも得意で、そういった読み合いの鋭さから竹槍の異名を持っています。

ギルティギアシリーズではトップレベルの聖騎士団ソルの使い手で、闘劇10では準優勝の好成績を納めています。

ソル以外にはエディやテスタメントなどのキャラクターを使用して、大会に出場したこともあります。

 

Xrdでは聖騎士団ソルが未参戦だったので、偽ソルをメインに使っていました。

海外大会で数多く優勝という結果を残し、国内大会のARC2015優勝などの活躍をしています。

・御傍(ごぼう)選手

NORTHEPTION所属プロゲーマーで、ギルティギアシリーズ、グランブルファンタジーヴァーサスで、活躍しているプレイヤーです。

格闘ゲームは7歳の時からギルティギアをプレイしています。

GGXrdではトップクラスのクム使いで、GGSTではトップクラスのザトー使いでした。

 

ランクは天上階です。

2021年に開催されたGGST初の公式大会の、GUILTY GEAR DUEL ONLINE – OPENING TOURNAMENTの、レジェンド部門で優勝しています。

小川、かずのこなどのギルティギア界のレジェンドプロ達を薙ぎ倒し、決勝でもパンパパン選手を3-0で圧倒しました。

 

ザトーのキャラランクは高くないと言われていたので、そのザトーを使っての優勝は注目を浴びました。

2021年の7月にゴールドルイスが実装されてからは、ゴールドルイスを使って最強の使い手になっています。

 

2021年の11月には初の海外大会に出場、海外の強豪達を倒して決勝まで進み、決勝はゴールドルイスを使い、圧倒的な攻撃力で相手を薙ぎ倒して優勝しています。

2022年も優勝や上位入賞しており、これから期待できる選手の1人です。

・オガニー選手

ギルティギアシリーズで誰もが認める全1エディ使いです。

ギルティギアシリーズで永年最強の、プレイヤーの一角として君臨しています。

2015年の大規模世界大会のEVOで優勝も飾っています。

 

プレイスタイルは完全無欠の無慈悲なプレイングで、暴君の異名がついているほどです。

自身ではプレイヤー性能はない。やり込みだけで強くなった。と語っています。

生粋の努力の鬼で、ゲームセンターにノートを持ち込んで、気づいたことを書いてメモを残すようなこともしていました。

 

ゲームの練習で睡眠時間と食事を削った結果、闘劇07の時に予選決勝で寝不足と栄養失調で、倒れたということもあったほどです。

他には勝てない相手に勝つまで連投などもザラにあったり、自分が一度負けた相手には積極的に話しかけて対策を聞いたりもしています。

本格的にプレイする前はポチョムキンを使っていましたが、師匠に勝ちたいなら強いキャラを使えという教えから、エディを使い始めています。

 

ゲーミングチームの紹介

・Burning Core

eスポーツ活性化のために、世界でも活躍できる選手を育成する環境として、選手達がゲーミングハウスで生活をする環境を整えています。

ギルティギアやリーグオブレジェンドなどの、チームを持っており、トップレベルの選手ばかりが集っています。

ゲーミングハウスで生活することで、いつでも仲間と練習ができる環境が強い選手の、育成に役立っているのが結果として現れています。

・NORTHEPTION

北から始まり世界の頂点を目指すのをコンセプトに活動しています。

チームはValorant、COD、レインボーシックス、ギルティギア、PUBG MOBILE、APEXなどの多くのチームを持っています。

 

まとめ

今回はギルティギアのeスポーツにおける立ち位置について書きました。

日本のみならず世界でも人気があるゲームで、EVOという大規模世界大会も開かれているほどです。

規模の大きさからもギルティギアのeスポーツにおける立ち位置は、今後も規模の拡大していくことが想定されるので、eスポーツ界でも期待できる立ち位置だと考えれます。

関連記事一覧