ストリートファイターのeスポーツにおける環境
今回はストリートファイターの、eスポーツにおける環境について書いていきます。
ストリートファイターはeスポーツとして、年々規模も大きくなっており熱量の高さがわかります。
そんなストリートファイターですが、eスポーツとしての環境はどうなっているのか?
練習や大会などプロになるためにはなど、そういった環境が整っているのかを書いていきたいと思います。
目次
ストリートファイターのオンライン環境
ストリートファイターではオンラインでランクマッチという、勝つことでポイントが上がり上のランクにいける制度があります。
ルーキーから始まりWARLOADまで、なんと20個のランクに分類されています。
実力の目安としてはシルバーからが中級者で、ダイアモンドから上級者と言われています。
強いキャラクターの強い技をがむしゃらに戦って、勝てるのはゴールドまでと言われており、ランク上位者たちの実力の高さがわかります。
マッチングする相手は自分のランク±2の、ランクの人とマッチングする仕様になっています。
初めてランクマッチをやるルーキーの人でも2段上のブロンズと人とマッチングします。
対戦ゲームでよくあるのが最初は勝っても負けても、ポイントが上がる場合が多いですが、ストリートファイターVの場合は低いランク帯でも、負ければポイントが減っていきます。
やり続けていればランクが上がると言うわけにもいかず、着々と勝ち続ける必要があります。
初心者の人がいきなりランクマッチに挑むと、心が折れてしまう可能性が高いですが、安定して勝てるような実力を身につけることができるのは、eスポーツで活躍する選手の育成に一役買っています。
オンライン対戦ということもあり、ネット環境が整っていれば家にいても、黙々と練習することができるのは選手の育成にも役立っています。
オンラインのデメリット
家でランクマッチをすることで着実に、実力を付けることのできるオンライン環境ですが、デメリットもあります。
オンラインでプレイするとラグという遅延が発生することがあります。
ボタンを押した時に技出るの少し遅くなるや、キャラクターの動きがかくついたりなどがあります。
そうなってしまうと自分が技を出したり動いたつもりでも、ゲームでは反映されず負けにつながることもあります。
強豪選手になってくると1フレーム(0.03秒)でも、酷く感じるそうです。
そうなってくると勝てる試合に負けたり、精密な操作性などの練習などには向いてない時が、あるのがオンラインでのデメリットにあります。
もし、この遅延を極力無くしたい場合は、いい回線にすることで減らすことができるので、本気でオンラインを練習したい人は、光回線などのいいものを契約すると遅延を減らすことができます。
ストリートファイターのオフライン環境
ストリートファイターのオンライン環境は、新型コロナウイルス拡大もあり、国内外の大会やイベントが、軒並み中止になっていた時期はかなり厳しいものでした。
ですが、最近ではイベントや大会なども徐々に増えてきています。
ストリートファイターがeスポーツとして拡大してきてるのもあり、参入する企業も少しづつ増えてきています。
オフラインの練習場所は主にゲームセンターや、会場を借りてそこにゲーム機を持ち込んで、みんなでやるなどがあります。
ゲームセンターならお金はかかりますが、何回でも練習できるし知らないプレイヤーと、野良戦をすることも可能です。
オフラインは遅延もなくコマンドの練習にもなるし、何より大会などに向けての実践練習にもなります。
プロライセンスリーグなどもあり、実力のある人なら勝ち進むことで誰でも、プロになることができる環境もあります。
プロライセンスを獲得できる機会も1年に1回ではなく、チームごとのトライアウトリーグとして開催する場合もあります。
1つがダメでも別なリーグに参加も可能なので、何回でも参加が可能です。
今回プロライセンスが取れなくも、有望な選手同士でも戦いは実力向上にもつながるし、プロチームから個別に声をかけてもらえる可能性もあります。
ストリーマー部門などの採用もあるかもしれません。
選手同士の繋がりもできるので、強い選手と練習などでお互いに、成長できる機会も作ることが可能です。
オフラインの大会やトライアルリーグも紹介します。
ストリートファイターリーグ:Pro-JP2022 トライアウト
ストリートファイターVのチャンピオンエディションで、新しいプロを発掘するための大会になっています。
希望のチームによって開催されて、成績上位者にはJeSU公認のプロライセンスが発行されます。
このトライアウト大会で入賞すると、JeSU公認のプロライセンス発行の推薦を、カプコンからしてくれます。
JeSUからプロライセンス発行が承認されると、次はドラフト会議あり、ドラフト会議で候補選手として登録されます。
トライアウト大会で候補選手になった場合は、その主催したチーム以外に加入することはできません。
入りたいチームが独自に開催して、実力と結果を残せばプロに契約ができる可能性がある、素晴らしい大会です。
オンラインやオフラインの大会以外で、プロゲーマーになれる場があるのは、プロを目指している人にとってはありがたいことです。
狭き門であるのは間違いありませんが、それでも色々なチームが個別に開催してるのもあり、複数受けることも可能です。
2022年の現在でも開催しているので、今後プロを目指す人が目指す、
トライアウト大会の1つになります。
ストリートファイターVチャンピオンエディションジャパンオープン 2022
ストリートファイターVチャンピオンエディションのプロ・アマ問わず日本国内のプレイヤーが参加することができる、個人戦のオンライン大会です。
この大会は2022年9月に中国・抗州で開催される、第19回アジア競技大会における、日本代表内定選手選考大会にもなっています。
大会成績上位2位を一般社団法人日本eスポーツ連合より、日本代表内定選手として日本オリンピック委員会に推薦されます。
優勝賞金は100万円、準優勝50万円、3位25万円の賞金が獲得できます。
大会の上位に入ることで賞金が獲得できるのは、今後の活動資金やeスポーツをメインに、生活することもできるなどの夢があります。
新たに参入する選手たちの大きな目標にもなります。
eスポーツの規模が大きくなることで、賞金などが獲得できる大会も増えてくると思います。
そうなると更にプレイヤーや参入してくる企業も増えてくるので、さらなる発展に繋がります。
プロやプロ以外の強豪選手と戦うことができる、機会があるのは非常に貴重なことです。
まとめ
今回はストリートファイターのeスポーツにおける環境について書きました。
オンライン、オフライン共に、強くなる環境がある程度整っています。
プロライセンスを獲得できる大会や、トライアルリーグなども開催しているので、強くなるために目指すべき目標が多くあるのは、モチベーションの管理にも繋がります。
オンラインの大会やランクマッチなども、自分の実力を試す場にはもってこいです。
家にいながら練習や大会に出られる環境があるのは、オフラインの大会場所が遠くて行けない人もオフラインの大会があることで自分の実力を、試せる環境は素晴らしいと思います。