【OW2】初心者が知っておきたい4つの基本ゲームモード【オーバーウォッチ2】

大人気ゲーム『オーバーウォッチ』の続編として10月5日にサービスが開始された『オーバーウォッチ2』。リリースから10日ほどで全世界のプレイヤー人口が2500万人を突破するなど、その人気はとどまるところを知りません。

そんなオーバーウォッチシリーズですが、ほかのシューティングゲームよりゲームモードが多く、はじめたばかりの方にはとっつきにくいところがあるのも事実です。

 

そこで今回は、オーバーウォッチ2でプレイすることの多い4つの基本ゲームモードを解説します。

初心者向けの内容になるかと思いますが、オーバーウォッチ2をまだプレイしたことがないという前作のファンの方もぜひ参考にしてください。

 

オーバーウォッチ2の基本的なルール

前作「オーバーウォッチ」では、6v6のチーム形式で対戦する仕様となっていましたが、本作からは5v5のチーム戦に変更されました。

基本ルールのもとでは、使用できる各ロール(ヒーローのタイプ)の人数が決まっており、タンクが1人、ダメージが2人、サポートが2人の計5人となっています。

 

ロール制限のない「オープンキュー」というルールでもプレイできますが、チームメンバーのヒーローが特定のロールに偏ることがあります。そのせいで、チームバランスが悪くなり負けてしまうという場面もよくみられるため、できるだけ均等に各ロールのヒーローを使用するのがおすすめです。

 

≪補足≫
アンランク(カジュアルマッチ)・ライバルプレイ(ランクマッチ)ともに、事前に自分で選択したロールのヒーローしか使えない「ロールキュー」と、ロールの制限がない「オープンキュー」があります。特定のロールに縛られたくないという方は、オープンキューでプレイするとよいでしょう。

基本となるゲームモードの種類

オーバーウォッチ2の基本的なゲームモードには、「コントロール」「エスコート」「プッシュ」「ハイブリッド」の4つがあり、これらのモードがランダムで選択される仕組みとなっています。

この仕様はアンランクだけでなくライバルプレイにおいても同じのため、「得意なゲームモードだけでランクをあげる」ということはできません。

 

【基本ゲームモード①】コントロール

コントロールは「敵より先に目標地点を制圧したチームの勝ち」というシンプルなルールのゲームモードです。

「コントロール」「エスコート」「プッシュ」「ハイブリッド」はそれぞれゲームごとに開催されるマップが固定で決まっており、コントロールが開催されるマップは以下の5つとなっています。

 

・ILIOS(イリオス)
・BUSAN(プサン)
・OASIS(オアシス)
・NEPAL(ネパール)
・LIJANG TOWER(レイコータワー)

「コントロール」の流れ

• ゲームスタートと同時に両チームとも目的のエリアに移動を開始します。ゲームが開始してから30秒経つとエリアの獲得が可能となるため、それまでに敵を撃破、またはトラップの除去などをしておくとエリアが獲得しやすくなります。

 

• ゲーム画面上部に設置されているステータスバーでどちらのチームが優位に立っているか確認できます。「争奪中」となっているときは、両チームのプレイヤーがエリア内で戦闘している状態をあらわします。

 

• 敵チームのプレイヤーを撃破する、またはエリア外に追い出して自チームの占拠率を100%にできれば1ラウンド獲得。つぎのラウンドも同様にエリアを100%まで占拠できれば、2ラウンド目も獲得でゲーム勝利です。

「コントロール」におけるオーバータイム(延長戦)の発生要件

オーバーウォッチ2では、ゲーム中に特定の条件が整うと発生する「オーバータイム」という延長戦が存在します。

コントロールにおけるオーバータイムの発生条件は、「一方のチームが99%までエリアを占拠している状態で、敵チームのプレイヤーがひとりでもエリア内に残っているとき」です。

 

オーバータイムは敵プレイヤーを全員エリアから弾き出したうえで占拠率が100%になるまで続きます。この際、敵をエリアから出せばよいだけなので、わざわざ撃破するのではなく、ヒーローのアビリティなどでエリア外に弾き出すだけでも大丈夫です。

 

【基本ゲームモード②】エスコート

エスコートは攻撃と防衛に分かれておこなわれ、「攻撃側はペイロード(車のようなもの)を目的地に到達させる、防衛側は時間いっぱいペイロードの進行を妨害する」というルールのゲームモードです。

現在エスコートが開催されるマップは以下の7つです。

 

・DORADO(ドラド)
・HAVANA(ハバナ)
・RIALTO(リアルド)
・ROUTE 66(ルートシックスティーシックス)
・JUNKERTOWN(ジャンカータウン)
・CIRCUIT ROYAL(サーキットロイヤル)
・WATCHPOINT:GIBRALTAR(ウォッチポイント・ジブラルタル)

「エスコート」の流れ

• ゲーム開始と同時に、両チームともペイロードに向かって進軍します。ペイロードは攻撃側が近くにいればゴール地点へ向かって進み、防衛側が近くにいる場合はスタート地点へ後退していきます。両チームがペイロードの近くにいるときは、どちらかのチームがいなくなるまで動きません。

 

• ペイロードの進行ルートは事前に決まっており、そのルート上には2つのチェックポイントが設けられています。いちどチェックポイントを通過すると、防衛側がペイロードの主導権を獲得しても、チェックポイントより後ろに戻ることはありません。

 

≪補足≫
エスコートの特徴として、序盤は攻撃側のリスポーン地点に近いところからゲームがスタートするため、攻撃側が有利になりやすいです。しかし、後半に向けて防衛側のリスポーン地点(ペイロードのゴール地点近く)に接近することから、ゲーム後半は防衛側が有利になります。

 

• 攻撃側はペイロードをゴールまで進められれば勝利、防衛側は時間いっぱいペイロードの進行を食い止めれば勝利となります。

「エスコート」におけるオーバータイム(延長戦)の発生要件

エスコートにおけるオーバータイムの発生条件は、「制限時間切れのタイミングで、攻撃チームのプレイヤーがひとりでもペイロードの近くにいるとき」です。

オーバータイムは防衛側が残った攻撃側(敵)プレイヤーを撃破するか、ペイロードから遠ざけることで終了し、その場合は防衛側の勝利となります。

 

【基本ゲームモード③】プッシュ

プッシュはオーバーウォッチ2から新しく登場したゲームモードとなっており、「ロボットを敵チームの拠点まで運ぶ」というルールです。

現在プッシュが開催されるマップは以下の3つです。

 

・COLOSSEO(コロッセオ)
・EPERANCA(エスペランサ)
・NEW QUEEN STREET(ニュークイーンストリート)

「プッシュ」の流れ

• ゲーム開始と同時に両チームがロボットを目指して進みます。ロボットはゲーム開始から30秒経過すると動き始めるため、その前に敵を撃破、またはトラップなどを除去しておくとスムーズに試合を進められます。

 

• ゲーム画面上部にあるステータスバーに現在ロボットが進行している距離が表示されます。「争奪中」となっているときは、両チームのプレイヤーがロボットの近くで戦闘していることをあらわします。

 

• ロボットを敵のリスポーンエリアまで進めきるか、制限時間内に敵よりもロボットを進めた距離が多いほうの勝利となります。

「プッシュ」におけるオーバータイム(延長戦)の発生要件

プッシュにおけるオーバータイムの発生条件は、「制限時間切れのタイミングで、両チームのプレイヤーがロボットの近くにいる」ときです。

この場合、ロボットの進行距離で有利に立っているチームは敵を全員倒せばその時点で勝利。進行距離で負けているチームは、敵を全員倒したうえで進行距離を敵より伸ばすことができれば勝利です。

 

【基本ゲームモード④】ハイブリッド

ハイブリッドは攻撃側と防衛側に分かれたうえでおこなわれ、「攻撃側は目標地点の確保およびペイロードをゴールに進めると勝利、防衛側は時間いっぱいまでそれらの目的が達成されないよう守りきると勝利」というゲームモードです。

具体的には、前半にエリア争奪戦があり、後半にさきほどご紹介したエスコートがあるというイメージです。

現在ハイブリッドが開催されるマップは以下の7つです。

 

・MIDTOWN(ミッドタウン)
・NUMBANI(ヌンバーニ)
・PARAISO(パライソ)
・HOLLYWOOD(ハリウッド)
・KING’S ROW(キングスロウ)
・EICHENWALDE(アイヒェンヴァルデ)
・BLIZZARD WORLD(ブリザードワールド)

「ハイブリッド」の流れ

• ゲームが開始されると、攻撃側・防衛側ともに指定された目標地点に向かって進行します。

 

• 攻撃側は目標地点の確保、防衛側は敵にエリアを確保されないよう応戦。攻撃側が目標地点を占領できていれば、画面上部にあるステータスバーのパーセンテージが上昇、逆に防衛側が守りきれていればパーセンテージは減少していきます。

 

≪補足≫
ステータスバーのパーセンテージには33%と66%に区切りが設定されており、これらの数値まで攻撃側が占拠率をあげている場合は、のちに防衛側がエリアを奪還しても、ゲージがこの数値を下回ることはありません。

例として、攻撃側がゲージを50%まで進めている段階で防衛側がエリアを奪還しゲージが減少をはじめても33%以下にはなりません。

 

• 攻撃側が目標地点の占拠率を100%にできたらペイロードがフィールド上に出現し、つぎのフェイズであるエスコートに移行。防衛側は制限時間が終了するまで目標地点を占拠されなければ、後半戦のエスコートは開始されず、その時点で防衛側の勝利となります。

 

• ペイロードが出現し後半戦であるエスコートにフェイズが移行したあとは、攻撃側はペイロードをゴールに到達させると勝利、防衛側はそれを阻止できれば勝利という流れです。

「ハイブリッド」におけるオーバータイム(延長戦)の発生要件

プッシュにおけるオーバータイムの発生条件は、「制限時間切れのタイミングで、攻撃チームのプレイヤーがひとりでも目標地点に残っている」ことです。

そのため、防衛側は攻撃側のプレイヤーを全員撃破することで勝利となります。

 

ルールをしっかり覚えてオーバーウォッチ2を楽しみましょう

今回はオーバーウォッチ2をプレイするにあたって基本的なゲームモード4つのルールをご紹介しました。

オーバーウォッチ2からはじめたという初心者の方は、ルールをしっかり覚えたうえで自分のプレイスタイルをみつけていくと、よりゲームを楽しめるようになると思います。

ゲームに慣れてきて少し自信がついたら、ライバルプレイ(ランクマッチ)にもドンドン挑戦してみてくださいね!

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