ストリートファイターのeスポーツで活躍する海外選手
今回はストリートファイターのeスポーツで、活躍する海外選手を紹介します。
日本のゲームであるストリートファイターですが、海外でも人気があります。
海外で活躍するeスポーツの海外選手も多くいるので、使用キャラクターや大会結果、異名なども紹介していきます。
海外選手紹介
・Xian
シャン、シエンなどの呼び方があります。
Razer所属のプロ格闘ゲーマーです。
EVO2013年のストリートファイターⅣの世界王者です。
シンガポールのトッププレイヤーで、通称「シャングリラ神」の異名を持ちます。
ダルシムをウルコンで「ヨガシャングリラ」を、華麗に使いこなしたことでついた異名になります。
KOF、ストリートファイター、マヴカブシリーズなど、複数のゲームをプレイして結果を残しています。
SEAMという大会ではウメハラ選手のリュウ・ガイルを倒して優勝しています。
世界各国に遠征しており大型大会ではよく出場しています。
ストリートファイターVではファン→いぶきと、ファンの弱体化がきてからはいぶきにキャラクター変更しています。
・NL
韓国のプレイヤーでストリートファイターVでは最初リュウを使っています。
シーズンごとにキャラの弱体化や、強化などの使用キャラを変えています。
シーズン2からはリュウが弱体化されたので、キャミィに変更しており、シーズン4からは豪鬼、シーズン5からは再びキャミィにメインを戻しています。
プレイスタイルはスピードを活かした攻めが中心で、剛腕の攻めを見せています。
同じくキャミィ使いのVerlrenと比較すると、技のVerloren、力のNLと言われるほどです。
2019年の豪鬼をメインにしている時は、上位の入賞が少なく17位などで終わることが多かったのです。
ですが、2021年キャミィをメインに戻してからは、何度か優勝もしているのでNLに合った環境であり、
NL自身韓国の強豪プレイヤーであることの証明にもなります。
・ Punk(パンク)
アメリカのプレイヤーで、かりん使いとして有名です。
ストリートファイターV以外でもlnjustice2、DBFZ、BBTAGなど多種のジャンルで活躍しているマルチゲーマーです。
ストリートファイターVではかりんを使っているが、サブキャラクターも豊富で、ナッシュ、キャミィ、ユリアンなど相手によって、キャラクターを変えて変幻自在の戦いをしています。
人間性能が非常に優れたプレイヤーで、天才的な間合い管理と反応速で、大きい大会などでも臆することないメンタルにも定評があります。
反応速度の速さはプレイヤー随一と言われるほどで、大会などで驚異的な反応速度を見せています。
ジャンプ着地のほんの僅かな隙を突く(0.06秒)などの針の穴に糸を通すかのような精密さを披露しています。
マシーン、AI、反応神などと言われることもあります。
かなり高度なテクニックを持っていることから、通称「中足天狐」というレベルの高い技を、いち早く使えるようになったことも有名です。
他のもゲージ管理やコンボ選択、相手の癖読みなども完璧に近いです。
ランクマッチメインでプレイしていましたが、地元の大会で優勝してからは他の大会でも優勝を飾っています。
アメリカの若手プレイヤーでもあるので、日本や世界のプレイヤーが注目している選手の1人です。
EVO2017年ではメインをかりん、サブキャラクターをナッシュで参加しており、世界屈指のメンツが揃っていると言われた、Eリーグを圧倒的な実力で予選を勝ち抜きました。
本戦でも11試合を1セットも落とすことなく優勝しています。
EVO2017はまさにPunkの独壇場と言っても過言ではありませんでした。
戦った選手からは、「ここまで強いプレイヤーは今まで見たことがない、末恐ろしい」、そう言われるくらい圧倒的でした。
2022年も優勝や上位入賞を何回かしており、相変わらずの強さを見せています。
今後さらに進化したPunk選手に期待です。
・NuckleDu(ナックルドゥ)
純正パッド勢の1人で、カプコン系対戦格闘ゲームで活躍しているアメリカの強豪選手です。
16歳の時点で大会でいい成績を立て続けに残しています。
ストリートファイターⅣでは、使用キャラクターはガイルを使用しています。
格闘ゲームに対する姿勢はとても熱く、自殺を図るほど精神的に追い詰められたこともあります。
その時は飼い犬が手を舐めたことで思いとどまる事になったそうです。
幼少期は貧乏で冷凍食品しか、食べることができなかったエピソードがあります。
ストリートファイターVでは初期はナッシュを使っていましたが、調整が入ってからはガイルとミカをメインに使うようになっています。
ガイルもミカも世界トップクラスの実力で、ストリートファイターVのカプコンツアー2016年の、終盤のプレミアム大会では3連続優勝を飾るほどの、安定性と実力を持っています。
アメリカで1回以上プレミアム大会の優勝経験は、NuckleDuとPunkの2人だけになっています。
NuckleDuは自分の実力はまだまだと謙虚な姿勢を見せています。
ガイルは下入力を連続してすることで、屈伸をするがこれは格闘ゲームにおける一種の煽り行為であり、相手を熱くさせてミスを誘うものになっています。
しかし、彼自身にはその気はなく会場を盛り上げるためにやっています。
アメリカの希望とまで言われる選手であり、2016年のカプコンカップは2年ぶりの、アメリカ勢のプレミアム大会の優勝になっています。
しかも、世界の強豪を倒しての優勝であり、アメリカ人初のカプコンカップの優勝者となったことで、アメリカの格闘ゲーマーたちの希望にもなりました。
優勝したことは地元の新聞の記事にもなり、海外のeスポーツの知名度の高さがわかります。
・Nephew(ネヒュー)
アメリカのコーリン使いとして有名な選手です。
若手として徐々に力をつけてきている注目の選手の1人です。
2018年に開催された「Winter Brawl12」では、あのNuckleDuを2度も破り優勝しています。
2022年度は上位に食い込む前に敗退することが多く、まだ実力の波があります。
ですが、強豪を倒すだけのポテンシャルか確実に持ち合わせているので、安定した実力を発揮できるようになれば、優勝や上位入賞なども多くなると思います。
今後の活躍にかなり期待できる選手です。
まとめ
今回はストリートファイターにおけるeスポーツで、活躍する海外選手を紹介しました。
海外で活躍する選手も各国にかなり多くいます。
優勝したことを記事に取り上げる国もあることからも、eスポーツの認知度と熱の高さがわかります。
日本ではまだまだ理解が行き届いていませんが、海外の選手やメディアと多く接することで、徐々に認知や規模も大きくなっていくと思います。
実際にストリートファイターでは、年々規模の拡大や参入する企業も増えてきています。
活動する場所が増えることで認知度も上がり、大きい企業などが参入することで一般の人にも認知されて、さらに大きい規模になっていくと思います。
海外の選手が結果を残すことで、日本のプレイヤーにも刺激になるので、日本と海外選手の活躍が今後さらに楽しみになります。