
デッドオアアライブのe-sportsにおける立ち位置
今回はデッドオアアライブのe-sportsにおける立ち位置について書いていきます。 世界的に認知度があり、プレイヤーも多くいるデッドオアアライブです。 e-sportsでも海外の大型大会が開かれるなど、人気の高さが伺えます。 どんなゲームなのか、どんな選手がいるのか、どんな大会があるのかなどを紹介していきます。 デッドオアアライブとは デッドオアアライブとはコーエーテクモから発売された対戦型格闘ゲームです。 世界累計は1000万本以上であり、人気は世界的なものになっています。 最大の特徴はパンチやキックといった打撃技と、ガードを無視できる投げ技の2つ以外にも、攻防一体のホールドという要素が組み込まれていることです。 打撃は投げに勝ち、投げはホールドに勝ち、ホールドは打撃に勝つことができます。 デッドオアアライブといえばホールドと言われるくらい、この要素がインパクトを強く確立させることになりました。 ・ゲームシステム ホールドとデンジャーゾーンというものがあり、打撃、投げ、ホールド、打撃という三すくみの関係が存在しているので、プログラム上で意図的に強く設定された技やキャラクターを使っても、ワンパターンなホールドなどの天敵技で返り討ちにあってしまいます。 なので、意図的に技を出すのを遅らせたディレイや、ランダム気味に技を出すことで予測しにくくする技術などもあります。 キャラの性能よりも読みやフェイントの駆け引きの方が重要であり、心理戦などの人間性能の要素がかなり強いゲームになっています。 また、ステージにはデンジャーゾーンと呼ばれるギミックがあり、キャラクターがダウン判定で接触すると爆発などが起こり、ダメージを受けて強くバウンドするという要素もあります。 このデンジャーゾーンのギミックを使った空中コンボなどもあり、対戦の要素として他の対戦ゲームより考えることが多いゲームでもあります。 この2つの要素のおかげで、人性能で負けていてもギミックや相性で勝つことができるのも、デッドオアアライブの良さでもあります。 ホールドとデンジャーゾーンの要素はシリーズを通して実装されており、試行錯誤が重ねられています。 ホールドは作品ごとに変更と調整がされていて、中段ホールドの属性がパンチかキックの2種類に分かれているか否かや、コマンドの方向入力などに差異があります。 ・ホールドの種類 ホールドにも種類があり、固有ホールド、ディフェンシブホールド、オフェンシブホールドがあります。 ホールドはダメージが増えたり、フレームが有利になったり、崩し効果などのボーナスがつきます。 ・デンジャーゾーンの種類 デンジャーゾーンは続編から床だけに限らず壁デンジャーが実装されました。 空中コンボや吹き飛ばしダウンの他に、壁の前後にした状態で変化する投げ技などから接触されるのが基本になりました。 背景や建築、障害物などをそのまま利用した、地形デンジャーと呼ばれるギミックもあります。 階段から転げ落ちたり、ビルや崖などの高所から落とされるもの、ネオン看板や電撃装置で感電するなどのムービングデンジャーも存在しています。 パワーブローでのみ発動するスペシャルデリンジャーなるものもあります。 デッドオアアライブのe-sports大会 ・DEAD OR ALIVE 6 World Championship 賞金総額1000万円の大会です。 北米、欧州、アジアの世界各地で予選をおこない、各地域代表者によるグランドファイナルを日本でおこないます。 予選大会でポイントを獲得し各地域で予選ポイント上位者と、ツアーを通して3回開かれる特別予選Fatal Matchの優勝者3人は、日本で開催されるグランドファイナルに招待されます。 各地域の予選は北米5人、欧州3人、アジア3人の上位者がグランドファイナルに進めます。 このグランドファイナルの勝者は名実ともに世界最強の称号を手に入れることができます。 日本からは16人中7人とやく半数が日本選手で、日本の選手の強さがわかります。 優勝はアメリカのH0oDLeSs選手でした。 しかも一度も負けることなく優勝という圧倒的な強さを見せました。 ...