eスポーツにおけるスマブラ立ち位置や大会の規模などを紹介
今回はeスポーツの大乱闘スマッシュブラザーズについて書いていきたいと思います。
どんなチームや選手がいるのか?
大会などについても書いていこうと思います。
目次
スマブラとは
大乱闘スマッシュブラザーズとは、任天堂が発売した対戦型アクションゲームのシリーズです。
1999年に発売してから、全てのシリーズが大ヒット作品になっています。
特に2作目のスマブラDXと最新作のスマブラSPECILは、対応ハードの売り上げ1位を記録するほど売れています。
ディレクターは、星のカービィの生みの親である桜井政博が担当しています。
マリオやポケモンなどの著名なキャラクターたちが、登場するゲームの世界観をモチーフにしたステージで戦うゲームになっています(スマブラWiiUとスマブラSP一部のモードでは最大8人まで)。
最大4人まで同時に対戦でき、チームを組んだり、バラバラに戦うこともできます。
ゲームの勝利条件としては、相手の体力を奪うのではなく、画面端に相手を吹き飛ばすことを目標にして戦うゲームになっています。
攻撃を受けるたびに、ダメージが蓄積して吹き飛びやすくなります。
画面端に吹っ飛ばすと残機が減り、その残機をゼロにした方が勝ちになります。
逆に言えば、どんなに攻撃を受けても、吹き飛ばさる技が当たらない限り、負けないのがスマブラ特有のゲーム性だと思います。
eSportsとしてスマブラの位置付けは?
スマブラはesportsとしても大変人気で、海外でもたくさんのプレイヤーが選手として活躍しています。
スポンサーも幅広くいて、特に海外では大型のプロチームなんかも存在しています。
大会なども、アメリカやオーストラリア、韓国など、あらゆる国で開催されることからもスマブラのesportsとしての人気が伺えます。
日本でも多くのスポンサーや企業がいて、SBI証券やgamewith、忍ismなど多くの企業がゲーム部門を作っています。
アップデートがすでに終わっている中でも、たくさんの大会が開かれていて、他の国にまで行き大会に参加する人がたくさんいます。
大きい大会だと総額25万ドル(日本円で約3500万円)もの大会が開かれています。
金額の大きさからもe-sportsにおけるスマブラの熱量がわかります。
参加人数も700人を超えるものも存在しています。
発売して3年ほど経ちますが、e-sportsとしてのスマブラはここからが本番です。
スマブラに取り組むチームや選手などを紹介
国内外で大変大きな人気のある、スマブラに取り組んでいる国内のチームや選手などを紹介していきます。
gamewith
日本最大級のゲームレビュー・攻略サイトの運営をしている企業です。
2013年に創業されています。
ゲーム開発はおこなっておらず、業界最大級のトラフィックがあるWEBメディアです。
所属選手:ザクレイ
スマブラSPECILにおいて5本の指に入る実力の持ち主です。
使用キャラクターはジョーカー、ロボット、シーク。
キャラに対する知識は広く深く、使い手が使うよりザクレイが使った方が強いと言われるほどに、キャラの理解力や操作精度がずば抜けている。
実際新規に参戦したソラというキャラクターを使って、日本最大級のオフ大会「篝火」で、1度も負けることなく優勝しています。
海外大会でも実績を残しており、海外のプレイヤーからも評価されています。
最近は2022年8月25日からフランスで開催された、ULTIMATE WANTED 4で優勝しています。
このULTIMATE WANTED 4は賞金総額15000ユーロ(日本円で約2150万円)で、世界中から700人を超える選手が集まる超大型大会でした。
今後の更なる活躍に期待しています。
SBIe-sports
SBIホールディングスのe-sports分野の新規参入に伴い設立されました。
スマブラやぷよぷよ、荒野行動などのチームを結成しています。
日本eスポーツ連合にも正会員として加盟しており、選手のサポートや支援などの取り組みからも、e-sportsにおける力の入れ具合がわかります。
また公式Vtuberとして「四宮ロゼ」を登場させています。
所属選手:KEN
世界トップクラスのソニック使い、前作からソニックを使い、日本人トップクラスの実力を誇っています。
特に優れているのが防御面で、撃墜するのが本当に困難なレベルです。
通称、国防大臣と言われるほど、防御面の硬さで安定した成績を国内外で誇っています。
最近ではセフィロスを手持ちに加えたことで、さらに攻撃面でも強さを発揮するようになりました。
これからの活躍も楽しみです。
SunSister
e-sportsの最前線で活動するプロゲーミングチームです。
スマブラ、PUBG、第5人格などのゲームチームを所有しています。
各部門優秀な選手層で固めており、どのゲームでも優良な結果を納めています。
所属選手:Shuton
世界最強のピクミン&オリマー使いで、日本のみならず海外での人気も高いです。
積極的に攻めつつも相手の癖や行動パターンを把握し、適切な行動を選択できる判断力も強さの1つです。
守りの技術も一流であり、オリマーの弱点である復帰が上手く弱点と感じさせないほどです。
その驚異的なスマブラの技術力、天才的なプレイングも含めて、ファンなどからは「スマブラ星人」と呼ばれています。
ホムラ&ヒカリが登場してからは使用キャラとして追加しており、さらに安定した結果を残すようになっています。
ザクレイと一緒にULTIMATE WANTED 4に参加し、決勝でザクレイに敗れるものの、2位という素晴らしい結果を残しています。
勉強熱心なところもあり、これから更なる成長の可能性のある素晴らしい選手です。
スマブラの大会について
スマブラの大会は国内外共に盛んに行われています。
日本ではほぼ毎日と言っていいほど大会が開かれています。
ランキングに関係のある大会から、気軽に参加できる大会と幅広く存在しています。
大型の大会はSWTポイントというものがあり、このポイントを稼ぐことでランキングが決まります。
またランキング上位の国内外の選手は、SWTの大会に招待されそこで、世界トップクラスの選手と戦うことができます。
プロ選手などは基本的にこのポイントを意識して、国内外の大会に出場しています。
他にはポイントが関係のない大会もたくさんあり、腕試しや純粋に競技として楽しみたい人などが気軽に参加できる大会もたくさんあります。
大会と聞くとプロやプロと同等の実力がないと参加できない、相手にならないと感じる人もいると思います。
そういう初心者、中級者向けの大会の開催もされているので、今後オフ大会に出てみたいと思っている人は初心者、中級者向けの大会から出場することをおすすめします。
今後のスマブラの展開
今主流となっているのがスマブラSPECIALですが、参加するキャラクターや能力を調整するアップデートは完全に終了しています。
今後新しい変化がない状態です。
大会に向けて頑張る人や、極めたいと思っている人は、ここからが本番だと思います。
e-sportsとしてのスマブラは、ここからさらに熱くなっていくと思います。
アップデートがないことからキャラクターが
強くなったり弱くなることがないので
いかに練度を上げていくか、相手のキャラクターを知り尽くせるかなどの、人の読みや強みがどんどん押し出されてきます。
なので、今まで以上に手に汗握る熱い試合を期待することができると思います。