キングオブファイターズのe-sportsにおける大会紹介

今回はキングオブファイターズのe-sportsにおける大会を紹介します。

e-sportsにおいても人気のあるキングオブファイターズです。

国内外でも多くの大会が開催しているので、賞金や規模などを紹介していきます。

 

 

キングオブファイターズのe-sportsにおける大会紹介

 

EVO2022

世界最大規模の格闘ゲーム大会です。

EVO2022は2022年の8月にアメリカのラスベガスで開催されました。

世界中から1014人がエントリーしており、スコア選手やmok選手やZJZ選手などの世界の強豪選手が参加しました。

 

結果はなんと台湾の選手が1〜3位までを独占という結果になりました。

ZJZ選手は世界でも屈指の強豪プレイヤーで、優勝候補だったので順当な優勝と言えますが、試合内容も圧倒的なのが多くあったことからも、レベルの高さがわかります。

日本選手は5位にスコア選手、7位mok選手と日本もかなりの健闘を見せました。

 

TOP8にアジア圏の選手が6人も入っており、アジア圏の選手のレベルの高さがわかる結果になりました。

また新作のキングオブファイターズ15や20年ぶりの新作の餓狼伝説の発表もあり、まだまだe-sportsとしての盛り上がりが期待できます。

キングオブファイターズ15ではサムライスピリッツチームから、覇王丸やナコルルなどが参戦するなどファンには嬉しい情報が多くありました。

 

KOF XV ICFC Weekly Series ASIA予選

2022年5月に開催された予選大会で、期間は9週間もありました。

1〜8週間が予選で、各大会の順位でポイントが付与されます。

そのポイントの上位8人が決勝大会に進むことができます。

 

決勝大会はアジアの強豪たちが集まるので、アジア地域の王者が決まる大会になっています。

この予選では台湾の選手であるET選手が、MadKOF選手と戦い2人を先に倒される状況から逆3タテを見せるなど優勝候補の意地と強さを見ることができました。

日本選手のあば男選手も予選3日目はポイントで3位まで浮上するなど、日本選手の強さを見せつけました。

 

予選6週目はグランドファイナルまで駒を進めたりと、今後の活躍がさらに期待できる選手であることは間違い無いです。

その中でも今回の予選で1番の強さを見せたのが、台湾のZJZ選手でした。

8回の予選をなんと4回も優勝するなど、素晴らしい安定感を披露しています。

 

まさにアジア最強選手の一角といえます。

予選の最終結果は、1位ZJZ選手、2位ET選手、3位Leshar選手、4位Madkof選手、5位タイあば男選手、M’選手、7位タイShinsun選手、Xiaobao選手になっています。

この8人でアジア最強の座をかけて戦います。

 

KOF XV ICFC Weekly Series ASIA

キングオブファイターズSteam版の公式オンライン大会です。

8週という長い期間予選を実施して、予選の総合成績上位8人が決勝大会に進める流れになっています。

この戦いでアジア王者が決まるという、アジア圏では1番熱い大会になっています。

 

日本からも多くの強豪選手が参加しました。

あば男選手を初め、M’選手の2人が見事予選を通過して、本戦に駒を進めました。

決勝大会は総合1位ZJZ選手、2位あば男選手、3位ET選手、4位Leshar選手がウィナーズ側で、5位以下のshinsun選手、M’選手、Xiaobao選手、Madkof選手がルーザーズ側の、ダブルエリミネーションの形式で試合をしました。

 

日本人は残念ながらTOP4に入ることができませんでした。

あば男選手は勝者側のセミファイナルまで進みましたが、そこでET選手に敗北して、敗者側ではMadkof選手に敗退しています。

優勝はZJZ選手で決勝戦の相手は、世界大会優勝経験もあるET選手でした。

 

しかもZJZ選手はウィナーズ側と、グランドファイナルの2回ともET選手に勝利しています。

ZJZ選手は予選も総合1位で通過しており、グランドファイナルではリセットこそかけられたものの、その後の試合はストレートで勝ち、抜群の安定感を持って優勝しています。

まさに世界最強に相応しい強さだと思います。

 

決勝が台湾選手同士だったのもあり、台湾選手のレベルの高さに驚きます。

今後もアジア圏を中心に世界でも活躍すること間違いなしの選手です。

 

KOF XV Online Tournament in Japan

KOF XV Online Tournament in Japanは公式オンライン大会です。

予選をおこないその中の32人が本戦に参加できます。

決勝大会は優勝賞金30万円です。

 

参加人数は150人を超えており、規模の大きさがわかります。

今回の大会で優勝したのは三和電気所属のラギア選手です。

日本最強プレイヤーの一角で、勝者側で負けることなく優勝するなど圧倒的な強さを見せています。

 

キングオブファイターズXV発売後初の大会ということもあり、幸先の良いスタートになったのではないかと思います。

予選で負けたあきら選手を決勝大会で勝ったのは、本人としてもかなり嬉しい結果だと思います。

あきら選手も予選でラギア選手を倒していることからも、日本最強選手と言っても過言ではありません。

 

2人とも今後の活躍がさらに期待できる選手です。

 

SNK World Championship

SNK World Championshipとはサムライスピリッツと、キングオブファイターズ14の世界一を決定する大会です。

世界各国で予選をおこない、各大会の優勝者と招待選手で決勝大会を戦います。

賞金総額は1000万円以上というファンや選手が1番注目する大会です。

 

2020年は新型コロナウイルスの影響で中止になっています。

2017年は東京で開催されて、世界各地域の予選大会優勝者と、招待選手など世界11カ国から16人の選手が集いました。

当初は日本で四天王を決めてから中国のその四天王が戦う予定でしたが、統一されて日本でグランドファイナルが開催されました。

 

優勝は日本のM’選手で準優勝はGxbridget選手、3位Xiaohai選手でした。

M’選手は負けなしでグランドファイナルまで勝ち進み、グランドファイナルでも負けることなく、Gxbridget選手に勝利して優勝しています。

圧倒的な実力で優勝し、安定した実力を見せました。

 

 

まとめ

今回はキングオブファイターズのe-sportsの大会について書きました。

新型コロナウイルスの影響で世界大会が中止になったりと、オフラインの環境は少し衰退しました。

ですが、EVOなどの大型大会は2022年になっても開催されているので、キングオブファイターズの人気はまだまだ大いにあるとわかります。

 

新作も発売しているし今後ますます発展していくと思われます。

公認ライセンス持ちの選手同士での大会などをもっと頻繁に開催して、視聴者や選手のモチベーションを上げたりすることも、今後のe-sportsの大会の発展にも繋がると思います。

日本の選手も世界で結果を残している選手が多くいるので、日本でも大型大会や選手同士での交流ができることで、キングオブファイターズのe-sportsはさらに発展する可能性を秘めています。

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