鉄拳におけるeスポーツにおける国内環境

今回は鉄拳のeスポーツにおける国内環境について書いていきます。

鉄拳は日本のゲームなのもあり、大会などの環境も充実しています。

 

プロライセンスも手に入る大会なども開催されているくらいです。

どんな大会や練習環境があるのかを具体的に紹介していきます。

 

鉄拳のプロライセンスとは

現在、このeスポーツ時代において、プレイヤーやファンの活動がさらに活発なものになるために、私たちは何をすべきなのか?この課題を解決するべく、私たちを含めた様々な立場の関係者が議論を重ね、そのひとつの選択肢として、一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)から「ジャパン・eスポーツ・プロライセンス」(以下「プロライセンス」)が発行されるに至りました。

引用元:鉄拳7バンダイナムコ公式ホームページ

 

ファンやプレイヤーがプロというだけで、やる気や注目度が上がったりします。

プロが試合をやるから見る人もいると思います。

 

実際にプロ同士の戦いはレベルが高く、白熱した試合が多いので見る側としても盛り上がるし、ファンになる人も多くいると思います。

プロ側もプロとして勝ちに貪欲だし、プライドもあるので負けたくないという気持ちから、勝った時のポップオフ(席から立ち上がって喜ぶ)は見ている側も感情移入できるし、選手がどれだけの気持ちで、試合をしているのかがわかるのはとてもいいことです。

鉄拳のプロライセンスを獲得するには

鉄拳のプロライセンスは獲得が難しく、人気のゲームでありますが、取得している選手は16人と少ないです。

鉄拳のプロライセンスを取得するには、バンダイナムコエンターテインメントが公認する大会に参加して、優秀な成績を残すことで受け取ることができます。

 

他には定期的なプロライセンスを取得できるように、第三者が開催する公認大会などでも、プロライセンスを取得できるようにも考えているそうです。

まだ実施はされていませんが、海外の「TEKKEN WORLD TOUR」など、海外で開催される大会での成績優秀者にも、メーカー推薦でプロライセンスを発行することも考えているそうです。

 

プロライセンスが取得できる機会が多いのはいいことだと思います。

成績優良者以外は取得できないので、中途半端な実力の人はまず取得できないし、プロライセンスが獲得できるとわかれば、参加する人のやる気などにもつながると思います。

プロライセンスを発行している大会

ここではどんな大会に参加することで、プロライセンスを取得できるのか書いていきます。

 

・BNE公式大会(バンダイナムコ)

バンダイナムコが公式で開催している大会で、東西に分かれて代表を決めてそこから、日本王者を決定する大会になっています。

オンライン予選で8人と店舗トーナメント大会、Semi-Final当日予選の勝者8人、その16人でSemi-Finalを戦い3人が日本王者決定戦finalに進めます。

Semi-Finalを東西で開催するので、西日本3人、東日本4人、TEKKEN BAR最速トーナメント優勝者の計8人で日本王者決定戦finalを戦います。

 

この大会で優勝すると鉄拳7プロライセンス発行大会闘会議の出場権と副賞として賞金10万円、優勝盾が手に入ります。(2018年度の時)

この闘会議は鉄拳のプロプレイヤーへの近道と言われている大会で、闘会議で勝ち抜いた勝者4人は鉄拳7の、プロライセンスを手に入れることができます。

2位と3位にも闘会議の出場権と、副賞の記念盾がもらえます。

 

この大会の素晴らしいところはオンラインでも予選に参加することができることです。

オンラインなら家にいても参加できます。

オフラインのみだと会場が遠くて日程が合わない場合は、参加することができません。

 

オンラインにすることでネット回線がある人なら誰でも参加することが可能です。

幅広く参加の機会を設けることで強いプレイヤーが生まれやすい環境は今後のeスポーツでも大切なことだと思います。

 

プロライセンスを獲得できることもあり、ライセンスが欲しい人からしたら俄然やる気になります。

そういったプロを目指す人が集まることで、鉄拳界全体のレベルアップにもつながるし、見る側もレベルの高い白熱した試合が見れるのは嬉しいことです。

視聴する側からプレイする側に動く人もいると思います。

そういうことからレベルの高い試合やプロライセンスが、手に入ることで実力を高め合う環境というのは、鉄拳のeスポーツ環境は整っていると思います。

 

・闘会議2018 鉄拳7〜Break the world〜

日本初のプロライセンス発行大会です。

2018年に開催されたものの参加枠は64名で「Special 1day match」で上位2人と、「日本王者決定戦」から3名と「オンライン予選大会」から3名の合計8人が闘会議に参加する権利があります。

闘会議の勝者4人が日本初の鉄拳7のプロライセンスを手に入れることができます。

 

実力のある人なら誰にでもプロになることができる素晴らしい大会です。

こういった実力のある方がプロになれるような環境が、今後もっと増えていくとより一層eスポーツ界隈は盛り上がっていくと思います。

プロライセンスを獲得した4人による大会、『闘会議2018 鉄拳7 Final ~Royal Championship~』が開催されました。

 

優勝者には賞金200万円が授与されます。

準優勝は100万円、3位60万円、4位40万円が授与されます。

2018年以降の大会はコロナ禍もあり開催されていませんが、鉄拳の世界大会の規模などが大きくなっていることもあり、今後また開催されることが予想されます。

 

プロになることで大会の上位者には賞金も出るので、プロゲーマーとして生活していける指標にもなります。

賞金が出るのはプロを目指す人もそうですが、大会に出ることの大きな目標の1つになるし、腕に覚えのある人や今後活躍したいと思っている選手の後押しにもなると思います。

そういう意味でも参加するプレイヤーが増えたり、鉄拳をやってみようと思う人が増える環境は、eスポーツとしてのいい環境の一環だと思います。

 

・MASTERCUP TRY ONLINE 2022

JeSUプロライセンスの認定大会です。

ダブルエリミネーションではありますが、予選を突破したらその成績はリセットされ、全員がウィナーズ側で戦うことができます。

この大会は優勝者がプロライセンスを獲得できるもので、かなり狭き門になっています。

 

鉄拳のプロライセンス持ちは16人とかなり少なく、この大会もさまざまな大会で活躍している猛者たちが参加しており誰が優勝してもおかしくありませんでした。

そんなレベルの高い大会だからこそ優勝者は、今後の鉄拳界に新しい風を呼び込んでくれる、選手になってくれると思います。

まとめ

今回は鉄拳のeスポーツにおける国内環境について書きました。

オンラインでもネット対戦やプロライセンスを、獲得できる大会があることやオフラインでも賞金と、プロライセンスが獲得できる大会があります。

 

こういったオンライン、オフラインで切磋琢磨できることや、プロライセンスを所持している選手が世界で活躍していることからも鉄拳のeスポーツおける国内環境は整っていると思います。

今後さらにプロライセンスが獲得できる大会などが増えてくることで、さらに鉄拳のeスポーツ分野は盛り上がっていくと思います。

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